Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Extensible SNMP Agent


構成定義ファイル(snmpd.conf)

〈このページの構成〉

形式

contact: 連絡先
 
location: 設置場所
 
get-community-name: get コミュニティ名 (オプション)
 
set-community-name: set コミュニティ名 (オプション)
 
trap-dest: IPv4トラップの宛先

説明

次の設定を定義します。

格納場所

HP-UX (IPF),Solaris,AIXおよびLinuxの場合:/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf

記述内容

contact: 連絡先

contact:ラべルのあとに連絡先をASCII文字列で記述します。

最大長は255文字です。

location: 設置場所

location:ラべルのあとに設置場所をASCII文字列で記述します。

最大長は255文字です。

get-community-name: get コミュニティ名 (オプション)

SNMPエージェントのgetコミュニティ名をASCII文字列で記述します。

SNMPマネージャーのgetコミュニティ名と一致させてください。

複数のgetコミュニティ名を指定したい場合は,行を追加して定義できます。

  • get コミュニティ名

    GetRequestに対するパスワードです。

  • (オプション)

    オプションでIP:とVIEW:が指定できます。

    両方を省略するとコミュニティ名はすべてのIPアドレスからの要求を許可します。また,SNMPエージェントがサポートしているすべてのMIBにアクセスできます。

    IP:

    SNMP要求中のコミュニティ名でMIBにアクセス可能なIPアドレスを制限します。MIBにアクセスできるIPアドレスを空白で区切って記述します。ホスト名は指定できません。コミュニティ名とIP:,およびIP:とIPアドレスの間には必ず1文字以上の空白を挿入してください。

    VIEW:

    指定されたコミュニティ名でアクセス可能なMIBを制限します。アクセス可能なサブツリーのオブジェクトID(mib-2の場合の例 1.3.6.1.2.1)を空白で区切って記述します。オブジェクトIDの先頭に「-」を付加するとそのサブツリーにはアクセスできなくなります。コミュニティ名とVIEW:,およびVIEW:とオブジェクトIDの間には1文字以上の空白を挿入してください。また,「-」の前に1文字の空白を挿入してください。

set-community-name: set コミュニティ名 (オプション)

SNMPエージェントのsetコミュニティ名をASCII文字列で記述します。

SNMPマネージャーのsetコミュニティ名と一致させてください。

複数のsetコミュニティ名を指定したい場合は,行を追加して定義します。

  • set コミュニティ名

    GetRequestおよびSetRequestの両方に対するパスワードです。

  • (オプション)

    get-community-name:の(オプション)を参照してください。

trap-dest:
  • IPv4トラップの宛先

    NNMiおよび任意のマネージャーにトラップを送信したい場合,トラップの宛先を指定します。SNMPエージェントがIPv4トラップを送信するマネージャーのホスト名またはIPアドレスを記述します。

注意事項

定義例