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JP1 Version 12 JP1/Extensible SNMP Agent


3.1 SNMPエージェントの起動

SNMPエージェントのマスターエージェントやサブエージェントは,通常,システムの起動とともに自動的に起動されます。システムの起動時に実行されるファイルについては,「3.1.5 システムの起動時に実行されるファイル」を参照してください。

手動で起動する場合は,スーパーユーザーでsnmpstartコマンドを実行します。snmpstartコマンドの詳細については,「5. コマンドとプロセス」の「snmpstart」を参照してください。

重要

システムのOSがLinuxの場合は,ネイティブエージェントを起動してからsnmpstartコマンドを実行してください。

システムのOSがSolarisおよびAIXの場合で,ネイティブエージェントに対する起動操作を実行したくない場合は,snmpstartコマンド(-nオプション)を実行してください。

SNMPエージェントの各プロセスはインストール時のデフォルトの状態で動作できますが,SNMPエージェントが提供するプロセスの起動オプションおよび環境変数の定義を使用している環境に合わせて設定することもできます。

次に,SNMPエージェントが提供するプロセスの起動オプションおよび環境変数の定義を常に有効にするための設定(カスタマイズ)について説明します。

〈この節の構成〉