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JP1 Version 12 JP1/Extensible SNMP Agent


2.3.1 カスタマイズした定義ファイルのバックアップ

SNMPエージェントが提供しているファイルを直接カスタマイズしている場合は,カスタマイズしたファイルをバックアップしてから,バージョンアップを実施してください。バックアップについては,「3.6 バックアップとリストア」を参照してください。なお,SNMPエージェントのバージョンアップ時のインストールでは,次のファイルがすでに存在する場合には上書きされません。そのため,バックアップは不要です。

表2‒2 バージョンアップインストールで上書きされないファイル一覧

種類

パス名

ファイル名

適用OS

HP-UX (IPF)

Solaris

AIX

Linux

構成定義ファイル

/etc/SnmpAgent.d

snmpd.conf

/etc/opt/OV/share/conf

snmpmib

/usr/OV/conf

snmpmib

/etc/opt/OV/share/conf

snmpmib.bin

/usr/OV/conf

snmpmib.bin

/etc/srconf/agt

naa.cnf

/etc/srconf/agt

snmpd.cnf

/etc/srconf/mgr

snmpinfo.dat

/etc/srconf/mgr

mgr.cnf

/opt/CM2/ESA/ext

ディレクトリ配下のファイル

/usr/CM2/ESA/ext

ディレクトリ配下のファイル

環境変数定義ファイル

/etc/rc.config.d

Snmpで始まるファイル

/opt/CM2/ESA/opt

ディレクトリ配下のファイル

/usr/CM2/ESA/opt

ディレクトリ配下のファイル

拡張MIB定義ファイル

/etc/SnmpAgent.d

snmpd.extend

コマンド

/opt/OV/bin

snmptrap

/usr/OV/bin

snmptrap

ファイルシステム定義ファイル

/etc/SnmpAgent.d

esafilesys.conf

ファイルシステム収集対象追加ファイル

/etc/SnmpAgent.d

esafstab.conf

ディスク定義ファイル

/etc/SnmpAgent.d

esadisk.conf

動作ロケール定義ファイル

/etc/SnmpAgent.d

esalocale.conf

(凡例) ○:上書きされない。 −:該当なし。