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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


8.1.3 インテリジェント統合管理基盤連携のトラブルシュート

インテリジェント統合管理基盤と連携した際に障害が発生し,JP1/IMの資料を採取していない場合は,SSOの資料と合わせて次に示す資料を可能な限り障害発生直後に手動で採取してください。

SSOで採取する資料については,「9. トラブルシュート」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) SSOプラグインのログ

プラグインごとにJP1/IMのディレクトリ配下にログファイルが出力されます。SSOプラグインのログを次の表に示します。

表8‒1 SSOプラグインのログ

OS

パス

Windows

Managerパス\log\imdd\jp1sso\jp1sso.log[1-36]?

Linux

/var/opt/jp1imm/log/imdd/jp1sso/jp1sso.log[1-36]?

表8‒2 SSOプラグインのログ(クラスタ環境の場合)

OS

パス

Windows

共有フォルダ\JP1IMM\\log\imdd\jp1sso\jp1sso.log[1-36]?

Linux

共有ディレクトリ/jp1imm/log/imdd/jp1sso/jp1sso.log[1-36]?

注※ [1-36]はファイルの面数です。

(2) jddcreatetreeコマンド実行時の標準エラー出力

jddcreatetreeコマンド実行時にエラーが発生した場合は,端末上に表示されたメッセージ出力を採取します。

(3) アダプタコマンド・アダプタ設定ファイル

ユーザによって編集された設定内容が正しいか確認する必要がある場合は,次に示すアダプタコマンドおよびアダプタ設定ファイルのうち,使用しているファイルをファイルごと採取します。

表8‒3 アダプタコマンド・アダプタ設定ファイル

取得資料

OS

パス

アダプタコマンド

Windows

SSOインストール先ディレクトリ\tmp\jp1ssoadapter.bat

Linux

/var/opt/CM2/SSO/tmp/jp1ssoadapter.sh

アダプタ設定ファイル

Windows

JP1/Baseのインストールフォルダ\plugin\conf\Adapter_HITACHI_JP1_SSO_CONFINFO.conf

Linux

/opt/jp1base/plugin/conf/Adapter_HITACHI_JP1_SSO_CONFINFO.conf