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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


ssodemandrpt

〈このページの構成〉

形式

レポートを作成する
ssodemandrpt -def レポート定義ファイル名
             -savefile レポート出力ファイル名
             [-title レポートタイトル]
             [-type {CSV | HTML | HTMLSVG}]
             [-start {DATE 日時 | BDATE  | BMONTH [,]}]
             [-stop  {DATE 日時 | BDATE  | BMONTH [,]}]
コマンドの使用方法を出力する
ssodemandrpt -h

機能

収集データベースからデータを抽出し,HTML形式またはCSV形式のレポートを作成します。

オプション

-def レポート定義ファイル名

レポート定義ファイルを指定します。レポート定義ファイル名は,パス名も含めて255バイト以内で指定してください。

-savefile レポートファイル名

作成されたレポートを出力するファイル名を,ファイル名だけ,または絶対パスで指定します。

ファイル名だけを指定した場合は,HTMLデータベースまたはCSVデータベース配下に保存されます。レポート出力ファイル名はパス名も含めて255バイト以内で指定してください。ファイル名に拡張子を付けない場合,レポートタイプによって自動的に「.html」または「.csv」が付与されます。このため,自動的に拡張子が付与されることを考慮して,指定するファイル名はパス名も含めて250バイト以内または251バイト以内で指定してください。指定したファイルがすでにある場合は上書きされます。

絶対パスで指定した場合,パス名のディレクトリがないとき,レポートファイルは作成されません。使用できる文字は,半角英数字,「.(ピリオド)」,「_(アンダーバー)」,「-(ハイフン)」です。

-title レポートタイトル

レポートファイルのタイトルを指定します。このオプションを省略した場合は,レポートファイルにタイトルは表示されません。タイトルは,255バイト以内で指定してください。また,レポート定義ファイルの「レポートを出力する言語」と異なる日本語およびマルチバイトコードは指定しないでください。

-type {CSV | HTML | HTMLSVG}

レポートの出力形式を指定します。レポートタイプはCSV,HTMLまたはHTMLSVGを指定します。このオプションを省略した場合は,CSV形式でレポートが出力されます。なお,CSV形式のレポートファイルでは,グラフ形式のレポートは作成されません。

HTMLを指定した場合はVML規格,HTMLSVGを指定した場合はSVG規格でレポートが出力されます。VML規格およびSVG規格については,「2.4.1(1) レポートファイルの形式」を参照してください。

-start {DATE 日時 | BDATE 日 | BMONTH 月[,日]}

データ抽出範囲の始めの日時を指定します。

DATE 日時

指定した日時以降の収集データから抽出します。日時はyyyy.mm.dd.hh.mm.ssの形式で指定します。指定できる範囲は,1980年1月1日0時0分0秒から2099年12月31日23時59時59秒です。

BDATE 日

コマンドを実行した日から指定した日数分戻った日の0時0分0秒からのデータを抽出します。指定できる値は0〜30(日)です。0を指定した場合は,コマンドを実行した日の0時0分0秒からのデータを抽出します。

BMONTH 月[,日]

コマンドを実行した月から指定した月数分戻った月の,指定した日の00:00:00のデータを抽出します。月に指定できる値は0〜12(月),日に指定できる値は1〜31(日)です。月に0を指定した場合は,コマンドを実行した月のデータを抽出します。日の指定を省略した場合は,その月の1日のデータから抽出します。

-stop {DATE 日時 | BDATE 日 | BMONTH 月[,日]}

データ抽出範囲の終わりの日時を指定します。

DATE 日時

指定した日時までの収集データを抽出します。日時はyyyy.mm.dd.hh.mm.ssの形式で指定します。指定できる範囲は,1980年1月1日0時0分0秒から2099年12月31日23時59時59秒です。

BDATE 日

コマンドを実行した日から指定した日数分戻った日の23時59分59秒までのデータを抽出します。指定できる値は0〜30(日)です。0を指定した場合は,コマンドを実行した日の23時59分59秒までのデータを抽出します。

BMONTH 月[,日]

コマンドを実行した月から指定した月数分戻った月の,指定した日の23:59:59までのデータを抽出します。月に指定できる値は0〜12(月),日に指定できる値は1〜31(日)です。月に0を指定した場合は,コマンドを実行した月までのデータを抽出します。日の指定を省略した場合は,その月の末日の23:59:59までのデータを抽出します。

-h

コマンドの使用方法を出力します。このオプションは,ほかのオプションと同時に指定できません。

戻り値

0

正常終了

-1

引数誤りなどの実行エラー