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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


ssocolmng

〈このページの構成〉

形式

定義ファイルの再読み込みを指示する
ssocolmng -r
SSO起動定義ファイル内で指定するオプション
[-f]
NNMi連携情報(ノード情報)の更新を指示する
ssocolmng -n
ssocolmngデーモンプロセスに関数トレースダンプファイルの出力を指示する
ssocolmng -F

機能

収集したリソースデータを管理するデーモンプロセスです。コマンドとして実行した場合には,定義ファイルの再読み込み,NNMi連携情報(ノード情報)の更新,および関数トレースダンプファイルの出力を行います。

オプション

-f

収集状態の「収集不可」を抑止します。-fオプションを指定すると「収集不可」には遷移しません。-fオプションを指定しないと「収集不可」に遷移します。収集状態の遷移については,「2.2.2 リソースの収集」を参照してください。このオプションはSSO起動定義ファイル内だけで指定できます。また,このオプションの指定の有無はssocollectdデーモンプロセスの設定と合わせてください。SSO起動定義ファイルについては「7.3.24 SSO起動定義ファイル(ssostartup.conf)」を参照してください。

-r

ssocolmng動作定義ファイル(ssocolmng.def),動作ログ定義ファイル(ssoauditlog.conf),イベントフィルタ定義ファイル(ssoevtfilter.conf),およびイベント送信先定義ファイル(ssodest.conf)を再読み込みします。このオプションを指定する場合は,コマンドラインから実行してください。SSO起動定義ファイル(ssostartup.conf)には,このオプションは指定しないでください。

-n

NNMi連携情報(ノード情報)を更新します。このオプションは,次のどちらかの場合に使用します。

  • ssocolmngデーモンプロセスの起動後,監視サーバのノードシンボルを再作成した場合

  • ssocolmngデーモンプロセスの起動後,監視マネージャのノードシンボルを作成または再作成した場合(ただし,監視マネージャのノードシンボルを選択してマップ連携(アクション連携)機能を利用しない場合は不要)

なお,このオプションを指定する場合は,コマンドラインから動作中のリソース収集プロセスに対して実行してください。SSO起動定義ファイル(ssostartup.conf)には,このオプションを指定しないでください。

-F

ssocolmngデーモンプロセスに,関数トレースダンプファイルの出力を指示します。このオプションを指定する場合は,コマンドラインから,動作中のリソース収集プロセスに対して実行してください。SSO起動定義ファイル(ssostartup.conf)には,このオプションは指定しないでください。

関数トレースダンプファイルを出力するためには,ssocolmng動作定義ファイル(ssocolmng.def)のfunc-trace:キーをonにする必要があります。

戻り値

-rオプションまたは-nオプションを指定した場合の戻り値を,次の表に示します。

0

正常終了

-1

実行エラー

-2

NNMi連携不可(-nオプション指定時)