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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


jp1ssolog.bat(Windows限定)

〈このページの構成〉

形式

jp1ssolog.bat [-col] [-d 出力先ディレクトリ名] [<agent> ...]

機能

SSOの障害発生時に障害調査用資料を採取します。このコマンドは,Windows限定のコマンドです。

デフォルトまたは-dオプションで指定したディレクトリ配下にJP1SSOディレクトリを作成し,その配下に採取する資料を出力します。JP1SSOディレクトリがすでにある場合は,削除してから新たにJP1SSOディレクトリを作成します。

採取する資料のデフォルトの出力先は,%TEMP%\jp1logです。デフォルトの出力先は,このコマンド(バッチファイル)を編集することで変更できます。

オプション

-col

障害調査用資料として$SSO_DB\Coll配下も採取します。

-d 出力先ディレクトリ名

採取する資料の出力先を,相対パスまたは絶対パスで指定します。

<agent> ...

指定した監視サーバに対するpingコマンドの実行結果も,障害調査用資料として採取します。<agent>にはIPアドレスまたはホスト名を指定します。なお,指定したIPアドレスまたはホスト名が正しくない場合や,監視サーバが停止している場合,コマンドの戻り値は1になります。

カスタマイズ

このコマンドはバッチファイルです。必要に応じて次に示す項目をカスタマイズできます。

デフォルトの出力先を変更する場合

次に示す行の出力先を編集します。

set OUTPUTDIR=%TEMP%\jp1log

使用例

採取資料一覧

採取する障害調査用の資料の一覧,および資料を採取する方法の詳細については,「9.2.3(17) 上記以外のエラー」を参照してください。

戻り値

0

資料採取が成功した

1

一部の資料採取に失敗したが問題なし

4

資料採取が失敗した(出力先ディレクトリ不正)

注意事項