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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


付録D ファイアウォールの通過方向

SSOシリーズの各プログラムおよびNNMiが使用するポート番号とファイアウォールの通過方向を,次の表に示します。

なお,送信元のポート番号は,送信元のホストが使用していない動的ポート番号が割り当てられます。

表D‒1 使用するポート番号とファイアウォールの通過方向

機能

ポート番号※1

プロトコル

ファイアウォールの通過方向

リソース収集

20086

TCP

SSO ← ウィンドウ※2

SSO ← コマンド※2

161※3

UDP

SSO → SNMPエージェント

プロセスおよびサービス監視

20147

TCP

SSO ← ウィンドウ※2

SSO ← コマンド※2

161※3

UDP

SSO → SNMPエージェント

162

UDP

NNMi ← APM※4

または

SSO ← APM※5

レポートの作成・参照

22297

20393

TCP

SSO ← レポート設定ウィンドウ※2

SSO ← レポート参照ウィンドウ※6

SSL接続でのレポートの作成・参照

22297

20397

TCP

SSO ← レポート設定ウィンドウ※2

SSO ← レポート参照ウィンドウ※6

SSOコンソール

20393

TCP

SSO ← Webブラウザ※6

SSL接続でのSSOコンソール

20397

TCP

SSO ← Webブラウザ※6

APMイベントのTCP通知

20264

TCP

SSO ← APM

TCPヘルスチェック

20307

TCP

SSO → APM

イベント送信

80※7

TCP

SSO → NNMi

162

UDP

SSO → SNMPマネージャ※8

(凡例)

→:左項から右項へ通信(コネクション)を開始します。

←:右項から左項へ通信(コネクション)を開始します。

注※1

デフォルトの値です。

注※2

自ホストで起動したウィンドウもしくはコマンドで他ホストのSSOに接続する場合,またはSSOコンソールで起動したウィンドウからSSOに接続する場合の通過方向です。

注※3

SNMPエージェントがRed Hat Enterprise Linux版のESAの場合,デフォルトのポート番号は22161になります。

注※4

基本構成で,APMイベントをSNMPトラップで通知する場合の通過方向です。

注※5

分散構成で,APMイベントをSNMPトラップで通知する場合の通過方向です。

注※6

Webブラウザを使用してSSOにアクセスする場合の通過方向です。

注※7

NNM情報定義ファイルに設定するNNMiの「NNM Webサーバポート」のポート番号です。

注※8

イベント送信先定義ファイルの設定によって,他ホストのSNMPマネージャ(NNMなど)にイベントを通知する場合の通過方向です。