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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


11.1.3 SSOクラスタシステムの論理構成

SSOクラスタシステムの論理構成は,SSOコンソールのユーザ認証方式によって,次の3とおりの構成があります。

それぞれの構成について,SSOクラスタシステムの論理構成を次に説明します。

〈この項の構成〉

(1) JP1/Baseがない構成

JP1/Baseがない構成のクラスタ環境構成を,次の図に示します。

図11‒6 JP1/Baseがない構成のクラスタ環境構成

[図データ]

また,JP1/Baseがない構成で,NNMiまたはユーザが作成したリソースグループにSSOのリソースを追加した場合のリソースグループ概念を,次の図に示します。

図11‒7 JP1/Baseがない構成のリソースグループ概念

[図データ]

(2) JP1/Baseが物理ホスト上にある構成

JP1/Baseが物理ホスト上にある構成のクラスタ環境構成を,次の図に示します。

図11‒8 JP1/Baseが物理ホスト上にある構成のクラスタ環境構成

[図データ]

また,JP1/Baseが物理ホスト上にある構成のJP1認証の概念を,次の図に示します。

図11‒9 JP1/Baseが物理ホスト上にある構成のJP1認証の概念

[図データ]

物理ホスト上のJP1/Baseを介して認証サーバに接続するため,物理ホスト上のJP1/Baseに対して認証サーバの設定が必要になります。ただし,認証時に,物理ホスト上のJP1/Baseが動作している必要はありません。

なお,リソースグループの構成には,JP1/Baseは含みません。

JP1/Baseが物理ホスト上にある構成のリソースグループ概念を,次の図に示します。

図11‒10 JP1/Baseが物理ホスト上にある構成のリソースグループ概念

[図データ]

(3) JP1/Baseが論理ホスト上にある構成

JP1/Baseが論理ホスト上にある構成のクラスタ環境構成を,次の図に示します。

図11‒11 JP1/Baseが論理ホスト上にある構成のクラスタ環境構成

[図データ]

また,JP1/Baseが論理ホスト上にある構成のJP1認証の概要を,次の図に示します。

図11‒12 JP1/Baseが論理ホスト上にある構成のJP1認証の概要

[図データ]

論理ホスト上のJP1/Baseに対して認証サーバの設定を実施します。さらに,ssoconsoled動作定義ファイル(ssoconsoled.def)のキー「logical-hostname:」に,論理ホスト名を設定します。デフォルトは「none(物理ホスト設定)」が設定されています。

ssoconsoled動作定義ファイル(ssoconsoled.def)については,「7.3.23 ssoconsoled動作定義ファイル(ssoconsoled.def)」を参照してください。

JP1/Baseが論理ホスト上にある構成のリソースグループ概念を,次の図に示します。

図11‒13 JP1/Baseが論理ホスト上にある構成のリソースグループ概念

[図データ]