7.3.28 動作ログ定義ファイル(ssoauditlog.conf)
動作ログ定義ファイルには,SSOの動作ログの出力について定義します。動作ログ定義ファイルは,デーモンプロセス起動時およびコマンド実行時に読み込まれます。そのため,設定内容を変更した場合,デーモンプロセスを再起動する必要があります。
(1) 書式
動作ログ定義ファイルの書式を,次に示します。
動作ログ定義ファイルを記述する場合の注意事項を次に示します。
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キー名と設定値を「:(コロン)」で区切って指定してください。
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行頭,「:(コロン)」の後ろ,および設定値の後ろのスペースまたはタブは無視します。
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ファイル内に同じ定義がある場合,あとに記述されている定義を有効とし,先に記述されている定義は無視します。
(2) 定義内容
動作ログ定義ファイルの定義内容を,次の表に示します。
キー名 |
値 |
---|---|
auditlog-mode 《on》((on|off)) |
動作ログの出力有無を定義します。 on:動作ログを出力する。 off:動作ログを出力しない。 |
auditlog-num 《3》((2〜10面)) |
動作ログファイルの面数を指定します。 例えば,3を指定した場合,動作ログファイルのバックアップが2世代まで保存されます。 |
auditlog-size 《4》((1〜32メガバイト)) |
一つの動作ログファイルの最大サイズを指定します。 |
auditlog-level 《0》 |
イベントログ(Windows)およびsyslog(Linux)への出力有無,および出力レベルを定義します。なお,I,W,Eのどれかを指定する場合は,auditlog-modeにonを指定する必要があります。 0:イベントログまたはsyslogへ出力しません。 I:すべてのメッセージID種別の情報を出力します。 W:メッセージID種別がWおよびEの情報を出力します。 E:メッセージID種別がEの情報を出力します。 |
(3) 定義例
動作ログ定義ファイルの定義例を次に示します。