4.4.2 リソース収集条件の設定
リソース収集条件設定ウィンドウで,リソース収集条件を設定する手順を説明します。コマンドで設定する場合は,ssocolsetコマンドを使用してください。
(1) 収集対象サーバ・収集リソースの設定
収集条件追加ウィザードを使用して,監視サーバおよび収集するリソースを設定する手順を説明します。
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[編集]−[収集条件追加...]を選択する。
収集条件追加ウィザードが表示されます。ウィザードに従って項目を設定してください。設定が完了すると,設定した項目の内容がリソース収集条件設定ウィンドウに表示されます。
(2) インスタンスの登録
インスタンスごとに収集モードを設定する場合のインスタンスを登録する手順を説明します。インスタンスを登録しない場合は,すべてのインスタンスに同じ収集モードが設定されます。収集リソースがPing応答時間の場合は,ping実行先IPアドレスを登録する必要があります。なお,IPアドレスを変更または削除する場合は,リソース収集を終了して実施してください。収集中に変更または削除しても反映されません。
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インスタンスを登録するリソース収集条件を選択する。
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[編集]−[収集条件変更...]を選択する。
収集条件変更ウィンドウが表示されます。
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[登録...]をクリックする。
インスタンス登録ウィンドウが表示されます。[一覧取得]をクリックすると,インスタンス一覧が[取得インスタンス名]に表示されます。なお,インスタンスを取得できないリソースを選択している場合や,SNMPエージェントが動作していない場合は,インスタンス一覧を表示できません。
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登録するインスタンスを[取得インスタンス名]から選択するか,[インスタンス名]に直接入力して,[追加]をクリックする。
登録したインスタンスが[登録インスタンス名]に表示されます。
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登録するインスタンスの数だけ繰り返してから,[OK]をクリックする。
インスタンス登録ウィンドウが閉じます。
- ping実行先IPアドレスの登録
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ping実行先IPアドレスを登録する場合の手順を説明します。
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ping実行先IPアドレスを登録するリソース収集条件を選択する。
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[編集]−[収集条件変更...]を選択する。
収集条件変更ウィンドウが表示されます。
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[登録...]をクリックする。
Pingアドレス登録ウィンドウが表示されます。
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[Pingアドレス]に,パケットサイズ,タイムアウト時間,およびIPアドレスを指定して,[追加]をクリックする。
パケットサイズ,タイムアウト時間,およびIPアドレスは「.(ピリオド)」で区切って指定してください。なお,パケットサイズおよびタイムアウト時間は省略できます。省略する場合は,「.(ピリオド)」だけ指定してください。
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[OK]をクリックする。
Pingアドレス登録ウィンドウが閉じます。
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(3) 収集モードの設定
デフォルトの収集モードから変更する場合に,次に示す収集モードを設定する手順を説明します。
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データ保存
収集したデータを保存するかどうかを設定します。
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しきい値監視
しきい値監視をするかどうかを設定します。しきい値監視する場合は,しきい値およびしきい値を超えた場合に実行するコマンドを指定します。
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収集モードを設定するリソース収集条件を選択する。
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[編集]−[収集条件変更...]を選択する。
収集条件変更ウィンドウが表示されます。
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[インスタンス名],[サブリソース名]の順に選択して,[収集モード]の各設定項目をチェックする。
収集モードのデフォルトを次の表に示します。しきい値監視する場合,しきい値のデフォルトについては,「付録I しきい値定義ファイルの初期値一覧」を参照してください。
表4‒2 収集モードのデフォルト 項目
収集対象リソース
デフォルト
データ保存
全リソース
する(チェックあり)
しきい値監視
メモリ使用率,およびファイルシステム使用率
する(チェックあり)
上記以外
しない(チェックなし)
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[しきい値監視]をチェックした場合は,必要に応じて,[しきい値設定]および[コマンド設定]を設定する。
収集条件変更ウィンドウが閉じます。