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JP1 Version 12 JP1/Network Node Manager i セットアップガイド


8.1.2 トラップおよびインシデント転送

次の表は,トラップおよびインシデントをNNMi管理サーバーから別の宛先へ転送する方法を要約したものです。

表8‒2 トラップおよびNNMiインシデント転送でサポートされている方法

項目

NNMiトラップ転送

NNMi Northboundインタフェーストラップ転送

グローバルネットワーク管理のトラップ転送

転送対象

ネットワークデバイスからのSNMPトラップ

ネットワークデバイスからのSNMPトラップ

ネットワークデバイスからのSNMPトラップ

転送フォーマット

受信したままのSNMPv1,SNMPv2c,またはSNMPv3トラップ(SNMPv3トラップはSNMPv2cトラップへ変換可能)

NNMiインシデントから作成されたSNMPv2cトラップ

NNMiインシデント

追加情報

ほとんどの場合,NNMiはvarbindを追加して元のソースオブジェクトを識別します。

NNMiがSNMPv1トラップを変更することはありません。

NNMiはvarbindを追加して元のソースオブジェクトを識別します。

リージョナルマネージャープロセスによってインシデントに追加された情報はすべて,転送済みインシデントに保持されます。

設定先

[設定]ワークスペースの[インシデント][トラップサーバー][トラップ転送設定]

[統合モジュールの設定]ワークスペースの[Northboundインタフェース]

[SNMPトラップの設定]フォームまたはsyslog設定の[グローバルマネージャーへの転送]タブ

グローバルマネージャーのインシデントビューに表示されるリモートインシデントを転送します。転送済みインシデントはグローバルマネージャー上での相関処理に参加します。

詳細情報

NNMiヘルプの「トラップ転送を設定する」

NNMiヘルプの「SNMPトラップインシデントのグローバルマネージャーへの転送を設定する (NNMi Advanced)」

(凡例) −:該当なし。