8.1.1 インシデントライフサイクル
次の表は,インシデントのライフサイクルの段階を説明したものです。
ライフサイクル 状態 |
説明 |
状態設定者 |
インシデント 使用者 |
---|---|---|---|
なし |
NNMiイベントパイプラインはすべてのソースから入力を受領し,必要に応じてインシデントを作成します。 |
該当なし |
|
ダンプニング済み |
インシデントは保管場所にあり,別のインシデントとの相関処理待ちです。インシデントビューアのインシデントを減らすために,この待機期間があります。 ダンプニング周期はインシデントタイプによって異なります。詳細については,「8.1.7 インシデントの抑制,強化,およびダンプニング」を参照してください。 |
NNMi |
|
登録済み |
インシデントは,インシデントビューで見ることができます。 インシデントは任意の設定済み宛先へ転送されます(近隣またはグローバルマネージャー)。 |
NNMi ユーザーはインシデントビューでこの状態を設定することもできます。 |
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進行中 |
インシデントは問題を調査するユーザーに割り当てられています。 ネットワーク管理者によってこの状態の特定の意味が定義されます。 |
ユーザー |
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完了 |
インシデントによって指定された問題は,対処が完了し,解決しています。 ネットワーク管理者によってこの状態の特定の意味が定義されます。 |
ユーザー |
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解決済み |
このインシデントによってレポートされた問題が解決したことをNNMiが確認したことを示します。例えば,デバイスからインタフェースを取り外すと,そのインタフェースに関するインシデントはすべて,自動的に「解決済み」になります。 |
ユーザーまたはNNMi |
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