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JP1 Version 12 JP1/Network Node Manager i セットアップガイド


7.5 ステータスポーリングの調整

ステータスポーリングのパフォーマンスは次の重要な変数の影響を受けます。

これらの変数は,ネットワーク管理のニーズによって決まります。ステータスポーリングについてパフォーマンス上の問題がある場合は,次の設定を確認してください。

監視設定とは無関係に,ステータスポーリングは,ネットワーク応答性に左右され,全般的なシステムパフォーマンスの影響を受ける可能性があります。デフォルトのポーリング間隔でのステータスポーリングは多くのネットワーク負荷を掛けませんが,NNMiサーバーとポーリングされているデバイスの間のネットワークリンクのパフォーマンスが低い場合,ステータスポーリングのパフォーマンスも低くなる可能性があります。タイムアウトを大きくし,再試行の数を小さく設定すると,ネットワーク負荷を低減できますが,これらの設定変更はあまり効果がないかもしれません。タイミングの良いポーリングを行うには,適切なネットワークパフォーマンスと十分なシステムリソース(CPU,メモリ)が必要です。

コンポーネント稼働状態監視を有効または無効にしても,ポーリングのタイミングには影響がありません。スケジュールされた時刻に,追加のMIBオブジェクトが収集されるだけです。ただし,コンポーネントヘルス監視を無効にすると,State Pollerが使用するメモリの量が減少する可能性があります。