Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Microsoft(R) Internet Information Server


2.3.1 稼働状況監視の例

ここでは,稼働状況監視の設定例を紹介します。

〈この項の構成〉

(1) 必要なメモリー空き容量があるか

必要なメモリー空き容量があるかを監視するレコードとフィールド,および異常時の対処方法を次に示します。

表2‒1 メモリー空き容量を監視する設定例

使用レコード

使用フィールド

異常値

PI_WS

Memory Available Bytes

4,194,304以下

対処方法

使用可能なメモリーが少ないため,メモリーを追加するか,不要処理を終了させるなど,システム上の作業負荷を軽減してください。

(2) ハードページフォールト

ハードページフォールトを監視するレコードとフィールド,および異常時の対処方法を次に示します。

表2‒2 ハードページフォールトを監視する設定例

使用レコード

使用フィールド

異常値

PI_WS

Memory Page Reads/sec

6以上

対処方法

ハードページフォールトの発生が多いため,メモリーを追加するか,不要処理を終了させるなど,システム上の作業負荷を軽減してください。