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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Enterprise Applications


13.2.2 コマンドの実行に関するトラブルシューティング

Performance Managementのコマンドの実行に関するトラブルの対処方法を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) jpctool service listコマンドを実行すると稼働していないサービス名が出力される

考えられる要因およびその対処方法を次に示します。

(2) jpctool db dumpコマンドを実行すると,指定したStoreデータと異なるデータが出力される

同じMaster StoreサービスまたはAgent Storeサービスに対して,同じエクスポートファイル名を指定して,複数回jpctool db dumpコマンドを実行すると,先に実行した出力結果があとから実行された実行結果に上書きされます。同じMaster StoreサービスまたはAgent Storeサービスに対して,複数回jpctool db dumpコマンドを実行する場合は,異なる名称のエクスポートファイルを指定してください。Storeデータのエクスポート方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。

(3) jr3algetコマンドまたはjr3slgetコマンドが異常終了する

PFM - Agent for Enterprise Applicationsのインストール後に,ライブラリのセットアップを実施していない,または実施手順に誤りがある場合,jr3algetコマンドおよびjr3slgetコマンドが異常終了します。このとき,KAVF14286-Eメッセージが出力されます。「3.1.4 ライブラリの適用手順」のセットアップ手順を参照し,ライブラリのセットアップを正しく実施したか確認してください。