8.3 システムの運用に関する注意事項
PFM - Agent for Enterprise Applicationsを運用するにあたって,知っておくべき注意事項について説明します。
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Agent Collector サービスやAgent Store サービスに対してjpctool service list コマンドを実行する場合の注意事項については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
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PFM - Agent for Enterprise Applicationsに対してjpcspm startコマンドおよびjpcspm stopコマンドを実行する場合の注意事項については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
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サービスを起動する場合,PFM - Managerの各サービスが起動されていない状態でPFM - Agentの各サービスを起動することもできますが,PFM - Agentがスタンドアロンモードで起動し,Performance Managementで使用できる機能が制限されます。
サービスを停止する場合,PFM - Agentの各サービスが起動されている状態でPFM - Managerの各サービスを停止することもできますが,PFM - Manager停止中はPerformance Managementで使用できる機能が制限されます。また,PFM - Manager再起動後も,PFM - Agentの最新の状態を表示できない場合があります。この場合は次の手順で最新の状態を確認することができます。
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PFM - Agentが停止している場合
PFM - Agentを起動したあとで状態を確認してください。
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PFM - Agentが起動している場合
PFM - Managerの再起動後,しばらく時間をおいてから,再度状態を確認してください。
サービスを起動する場合はPFM - Managerの各サービスを起動したあとにPFM - Agentの各サービスを起動することを,サービスを停止する場合はPFM - Agentの各サービスを停止したあとにPFM - Managerの各サービスを停止することをお勧めします。スタンドアロンモードについては,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の大規模システムでPFM - AgentまたはPFM - RMを起動する場合について説明している章を参照してください。
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JIS X 0213でサポートされている第三水準および第四水準の文字には対応していません。
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Windows Server 2012およびWindows Server 2016では,アンインストール時にUACポップアップが表示されることがあります。UACポップアップに応答し,アンインストールを継続してください。
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Linux環境の場合,PFM - Web ConsoleでPFM - Agent for Enterprise Applicationsのフィールドの説明文を参照すると,「説明文なし」と表示されることがあります。このような現象が発生した場合は,PFM - Agent for Enterprise Applications 10-00-01以降で提供しているセットアップファイルを使用して,エージェントの登録手順を実施してください。エージェントの登録手順の詳細については,「3.1.5 Windows版のセットアップ手順」および「3.2.5 Linux版のセットアップ手順」を参照ください。