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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Enterprise Applications


3.2.6 Linux版のインストールとセットアップに関する注意事項

ここでは,Performance Managementをインストールおよびセットアップするときの注意事項を説明します。

〈この項の構成〉

(1) 環境変数に関する注意事項

Performance ManagementではJPC_HOSTNAMEを環境変数として使用しているため,ユーザー独自に環境変数として設定しないでください。設定した場合は,Performance Managementが正しく動作しません。

(2) 同一ホストにPerformance Managementプログラムを複数インストール,セットアップするときの注意事項

Performance Managementは,同一ホストにPFM - Manager,PFM - Web Console,およびPFM - Agentをインストールすることもできます。その場合の注意事項を次に示します。

ポイント

システムの性能や信頼性を向上させるため,PFM - Manager,PFM - Web Console,およびPFM - Agentはそれぞれ別のホストで運用することをお勧めします。

(3) バージョンアップの注意事項

古いバージョンのPFM - Agentからバージョンアップする場合の注意事項についての詳細は,「付録H 移行手順と移行時の注意事項」を参照してください。なお,バージョンアップについての詳細は,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録を参照してください。

(4) SAPシステムをASCSインスタンス構成としている場合の注意事項

SAPシステムを監視する場合は,ダイアログサービスを持つセントラルインスタンス(プライマリアプリケーションサーバインスタンス)またはダイアログインスタンス(追加アプリケーションサーバインスタンス)が存在するホストごとにインスタンス環境を設定する必要があります。

(5) リモート監視機能を使用する場合の注意事項

(6) その他の注意事項