レコードの注意事項
レコードを収集する場合の注意事項を次に示します。
データを取得できない場合のレコード生成結果
フィールドに格納するデータを取得できない場合のレコード生成結果について説明します。
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レコードが生成されない
次の場合,レコードは生成されません。
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ODBCキーフィールドとして定義されたフィールドに格納するパフォーマンスデータをPFM - Agent for Oracleが収集できない場合
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Oracleの性能値を表すフィールドに格納するパフォーマンスデータをPFM - Agent for Oracleが収集できない場合
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CPU利用率に関する注意事項
次のレコードを収集するとOracleのCPU利用率が高くなることや,CPU I/O Wait値が高くなることがあります。
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該当レコード
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Cache Summary(PD_PDCS)レコード
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Cache Summary Interval(PI_PICS)レコード
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Shared Cursor Cache(PD_PDC)レコード
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SQL Text - Performance Based(PD_PDES)レコード
上記のレコードは,次に示すどれかの機能を利用する場合,注意する必要があります。
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上記のレコードを収集する。
この現象を回避するには,レコードを収集しないようにしてください。
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上記のレコードをデータソースとするリアルタイムレポートを表示する。
この現象を回避するには,レコードをデータソースとするリアルタイムレポートを表示しないようにしてください。
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上記のレコードをデータソースとするアラームを使用する。
この現象を回避するには,レコードをデータソースとするアラームを使用しないようにしてください。
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Oracleのバージョンに関する注意事項
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Oracle10gを監視している場合,PD_PDLAレコード,およびPI_PILAレコードのAddrフィールドが不当な値となります。