7.2.7 監視対象の大文字と小文字の区別
監視対象となるプロセス名について,大文字と小文字を区別するかどうかを設定できます。デフォルトでは大文字と小文字が区別されます。
監視対象の大文字と小文字を区別するかどうかは,次の手順で変更します。
-
監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。
[メイン]画面が表示されます。
-
[メイン]画面のナビゲーションフレームの[サービス階層]タブを選択する。
[サービス階層]画面が表示されます。
-
サービス階層からホスト名<UNIX>(Agent Collectorサービス)を選択する。
選択したAgent Collectorサービスにチェックマークが表示されます。
-
メソッドフレームの[プロパティ]メソッドを選択する。
[サービスのプロパティ]画面が表示されます。
-
[Advanced application monitoring]−[Application monitoring setting]ツリーを選択する。
インフォメーションフレームの下部に,プロパティ情報の入力画面が表示されます。
-
Case Sensitiveプロパティの値を変更する。
次のどちらかを選択します。
-
Yes:大文字と小文字を区別する
-
No:大文字と小文字を区別しない
-
-
[OK]ボタンをクリックする。
設定が反映されます。
Case Sensitiveプロパティの値による動作の違いについて,次の表に例を示します。
稼働しているプロセス名 |
MonitoringXX Conditionプロパティの設定値 |
Case Sensitiveプロパティの設定値 |
プロセス数 |
---|---|---|---|
|
ProcessA |
Yes |
1 |
No |
2 |
||
PROCESSA |
Yes |
1 |
|
No |
2 |
||
processa |
Yes |
0 |
|
No |
2 |
- (凡例)
-
Yes:大文字と小文字を区別します。
No:大文字と小文字を区別しません。
ここでは,PFM - Agentホストで「ProcessA」,「PROCESSA」の2種類のプロセスが稼働している環境で,MonitoringXX ConditionプロパティおよびCase Sensitiveプロパティの設定値による,稼働していると判定されるプロセス数の違いを示しています。
- 注意
-
Case Sensitiveプロパティの設定は,すべてのアプリケーション定義に影響します。Case Sensitiveプロパティの設定を変更した場合,既存のアプリケーション定義を見直してください。