Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)


TCP Overview(PI_TCP)

〈このページの構成〉

機能

TCP Overview(PI_TCP)レコードには,インターネットプロトコルバージョン4のTCPプロトコルを使用してTCPセグメントが送受信された割合やTCPの接続数などについての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。

デフォルト値および変更できる値

項目

デフォルト値

変更可否

Collection Interval

60

Collection Offset

0

Log

No

LOGIF

空白

Over 10 Sec Collection Time

No

×

Realtime Report Data Collection Mode

Reschedule

注※

指定できる値は,0〜32,767秒(Collection Intervalで指定した値の範囲内)です。これは,複数のデータを収集する場合に,一度にデータの収集処理が実行されると負荷が集中するので,収集処理の負荷を分散するために使用します。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値に関係なく,Collection Intervalと同様の時間となります。

ODBCキーフィールド

なし

ライフタイム

なし

レコードサイズ

フィールド

PFM-View名

(PFM-Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポート対象外

データソース

Conn Failures(CONNECTION_FAILURES)

OS起動後に,TCP接続がSYN-SENT状態またはSYN-RCVD状態からCLOSED状態へ直接移行した回数と,TCP接続がSYN-RCVD状態からLISTEN状態に直接移行した回数の合計値。

AVG

ulong

No

Conns Active(CONNECTIONS_ACTIVE)

OS起動後に,TCP接続がCLOSED状態からSYN-SENT状態に直接移行した回数。

AVG

ulong

No

Conns Established(CONNECTIONS_ESTABLISHED)

ESTABLISHED状態またはCLOSE-WAIT状態のどちらかだったTCP接続数の合計値。

AVG

ulong

No

Conns Passive(CONNECTIONS_PASSIVE)

OS起動後に,TCP接続がLISTEN状態からSYN-RCVD状態に直接移行した回数。

AVG

ulong

No

Conns Reset(CONNECTIONS_RESET)

OS起動後に,TCP接続がESTABLISHED状態またはCLOSE-WAIT状態からCLOSED状態に直接移行した回数。

AVG

ulong

No

Interval(INTERVAL)

レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。

リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,要約したレコードの合計を表示する。

ADD

ulong

No

RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0)

Record Time(RECORD_TIME)

レコードが作成された時刻。

COPY

time_t

No

Record Type(INPUT_RECORD_TYPE)

レコード名。常に「TCP」。

COPY

char(8)

No

Segments Rcvd/sec(SEGMENTS_RECEIVED_PER_SEC)

セグメントを受信した割合(/秒)。エラー受信,および確立された接続上にあるものを含む。

AVG

float

No

Segments Retransmitted/sec(SEGMENTS_RETRANSMITTED_PER_SEC)

以前に転送された1バイト以上のデータが入っているセグメントを再転送した割合(/秒)。

AVG

float

No

Segments Sent/sec(SEGMENTS_SENT_PER_SEC)

セグメントが送信された割合(/秒)。接続しているセグメントは含まれるが,再送バイトを含むセグメントは含まれない。

AVG

float

No

Segments/sec(SEGMENTS_PER_SEC)

TCPプロトコルを使用してTCPセグメントが送受信された割合(/秒)。

AVG

float

No