6.4.4 ワークグループ情報としてユーザーレコードに設定されているユーザーレコードの削除
ワークグループ情報を収集するためのユーザーレコードの設定を削除する方法を示します。
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Windowsの[スタート]メニューからCollection Data Addition Utilityを起動する。
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ツリーエリアからログオンしているホストのAgent Storeを選択し,リストエリアでAgent Collectorアイコンを右クリックして,[PI_WGRPレコードの追加・確認・削除]を選択する。
[PI_WGRPレコード設定]ダイアログボックスが表示されます。
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[PI_WGRPレコード設定]ダイアログボックスの[ワークグループ情報]から,削除したいワークグループ情報を選択し,[削除]ボタンをクリックする。
削除確認のメッセージが表示されます。
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[OK]ボタンをクリックする。
ワークグループ情報が削除されます。
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ほかのワークグループ情報を削除する場合は,手順3と手順4を繰り返す。
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操作が終わったら[終了]ボタンをクリックする。
ユーザーレコードの設定が保存され,[PI_WGRPレコード設定]ダイアログボックスが閉じます。
- 〈この項の構成〉
(1) アラーム運用例
ワークグループ情報を収集する機能を用いたアラームの運用例について説明します。ここでは,同じプロセス名で複数起動しているプロセスを監視し,プロセスの起動状況がn個以下になった場合にアラームを発行するときの設定内容について説明します。
ユーザーレコードの設定およびアラーム条件の設定内容を次に示します。
- ユーザーレコードの設定
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ワークグループ名:ワークグループ名
プログラム名:監視したいプログラム名(Process Detail(PD)レコードのProgram(INSTANCE)フィールドに格納される値を指定します)
- アラームに設定する条件
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Workgroup Summary(PI_WGRP)レコードに対して,次の条件を異常と検知するアラームを定義します。
workgroup=ワークグループ名
AND Process Count<=n
- 注意
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nはプロセス数を示します。