5.6.2 ユーザー独自のパフォーマンスデータを収集する場合の注意事項
論理ホスト環境でユーザー独自のパフォーマンスデータを収集する場合の注意事項について説明します。
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ユーザー作成データおよびユーザーコマンドの配置
フェールオーバー発生後にも収集を継続するために,ユーザー作成データおよびユーザーコマンドは共有ディスク上に配置してください。ユーザーコマンド定期実行機能を使用する場合は,実行系ノードおよび待機系ノードから,同じパスでアクセスできる必要があります。
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カレントフォルダ
ユーザーコマンド定期実行機能で定期実行するときのカレントフォルダは,論理ホスト環境でのPFM - Agent for Platformのフォルダ(環境フォルダ\jp1pc\agtt\agent)です。
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jpcuserコマンド
論理ホスト環境でjpcuserコマンドを実行するときは,-lhostオプションで論理ホスト名を指定する必要があります。
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収集する情報
収集する情報にユーザーコマンドを実行しているホスト名の情報を含めると,どのノードで実行しているかがわかりやすくなります。
収集する情報にユーザーコマンドを実行しているホスト名の情報を含める方法については,「6.8.2 ユーザー独自のパフォーマンスデータを収集するための設定」を参照してください。