Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracle


2.2.3 インストール手順(UNIXの場合)

ここでは,PFM - RM for Oracleのプログラムをインストールする順序と提供媒体からプログラムをインストールする手順を説明します。

〈この項の構成〉

(1) プログラムのインストール順序

まず,PFM - Baseをインストールし,次にPFM - RM for Oracleをインストールします。PFM - BaseがインストールされていないホストにPFM - RM for Oracleをインストールすることはできません。

なお,PFM - Managerと同一ホストにPFM - RM for Oracleをインストールする場合は,PFM - Manager,PFM - RM for Oracleの順でインストールしてください。

同一ホストに複数のPFM - RMをインストールする場合,PFM - RM相互のインストール順序は問いません。

[図データ]

(2) プログラムのインストール方法

UNIXホストにPerformance Managementプログラムをインストールするには,提供媒体を使用する方法と,JP1/NETM/DMを使用してリモートインストールする方法があります。

JP1/NETM/DMを使用する方法については,次のマニュアルを参照してください。

提供媒体を使用する場合のインストール手順を次に示します。

  1. プログラムのインストール先ディレクトリが実ディレクトリであることを確認する。

  2. プログラムをインストールするホストに,スーパーユーザーでログインするかまたはsuコマンドでユーザーをスーパーユーザーに変更する。

  3. ローカルホストで起動しているPerformance Managementのサービスがあれば,すべて停止する。

    停止するサービスは,物理ホストおよび論理ホスト上のPerformance Managementのサービスです。サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のPerformance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。

  4. 提供媒体をセットする。

  5. mountコマンドを実行して,提供媒体をマウントする。

    提供媒体をマウントディレクトリにマウントする場合のコマンド実行例について,次に示します。

    /bin/mount -r -o mode=0544 デバイススペシャルファイル マウントディレクトリ
  6. 次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerを起動する。

    マウントディレクトリ/X64LIN/SETUP マウントディレクトリ

    Hitachi PP Installerが起動され,初期画面が表示されます。

  7. 初期画面で「I」を入力する。

    インストールできるプログラムの一覧が表示されます。

  8. PFM - RM for Oracleを選択して,「I」を入力する。

    選択したプログラムがインストールされます。なお,プログラムを選択するには,カーソルを移動させ,スペースキーで選択します。

  9. インストールが正常終了したら,「Q」を入力する。

    Hitachi PP Installerの初期画面に戻ります。