Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Virtual Machine


付録J JP1/SLMとの連携

PFM - RM for Virtual Machineは,JP1/SLMと連携することで,稼働状況の監視を強化できます。

PFM - RM for Virtual Machineは,JP1/SLM上での監視を実現するために,JP1/SLM用のデフォルト監視項目をPFM - Managerに提供します。

PFM - RM for Virtual MachineからPFM - Managerに提供するデフォルト監視項目は次のとおりです。

複数インスタンスレコードの場合,キーに指定した値と一致したレコードを収集します。収集対象とするキーについては,各レコードの収集結果を確認してください。

表J‒1 PFM - RM for Virtual MachineがPFM - Managerに提供するデフォルト監視項目

JP1/SLMでの表示名

説明

レコード

(レコードID)

キー

(PFM-Manager名)

フィールド名

物理サーバで使用されているCPUリソース (MHz)

物理サーバで使用されているCPUリソース(単位:MHz)。

Host Status(PI)※3

なし

Used

仮想マシンが物理CPU上で実行できたCPUリソース (MHz)

仮想マシンが物理CPU上で実行できたCPUリソース(単位:MHz)。

VM Status(PI_VI)※3

VM_ID

Used

合計メモリー使用量 (MB)

物理サーバ上の合計メモリー使用量(単位:MB)。

Host Memory Status(PI_HMI)※3

なし

Total Used

仮想マシンのメモリー使用量 (MB)

仮想マシンのメモリー使用量(単位:MB)。

VM Memory Status(PI_VMI)※1

VM_ID

Used

ディスク使用サイズ (MB)

物理サーバ上の論理ディスク使用サイズ(単位:MB)。

Host Logical Disk Status(PI_HLDI)※1※3

DISK_ID

Used

仮想マシンのディスク使用サイズ (MB)

仮想マシンのディスク使用サイズ(単位:MB)。

VM Logical Disk Status(PI_VLDI)※1※2※3※4

VM_ID

DISK_ID

Used

注※1

監視対象がVirtageの場合,値は「-」で表示されます。

注※2

監視対象がHyper-VまたはKVMの場合,値は「-」で表示されます。

注※3

監視対象がDocker環境の場合,値は「-」で表示されます。

注※4

監視対象がPodman環境の場合,値は「-」で表示されます。

デフォルト監視項目をPFM - Managerに提供するためには,セットアップファイルをコピーして,セットアップコマンドを実行する必要があります。詳細は,「2.1.4(1) PFM - RM for Virtual Machineの登録」を参照してください。