Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Virtual Machine


2.4.1 パフォーマンスデータの格納先の変更

PFM - RM for Virtual Machineで収集したパフォーマンスデータは,PFM - RM for Virtual MachineのRemote Monitor StoreサービスのStoreデータベースで管理しています。ここではパフォーマンスデータの格納先の変更方法について説明します。

Storeデータベースで管理されるパフォーマンスデータの,次のデータ格納先フォルダを変更したい場合は,jpcconf db defineコマンドで設定します。Storeデータベースの格納先フォルダを変更する前に収集したパフォーマンスデータが必要な場合は,jpcconf db defineコマンドの-moveオプションを使用してください。jpcconf db defineコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。

表2‒10 パフォーマンスデータの格納先を変更するコマンドの設定項目

説明

オプション名

設定できる値※1

デフォルト値

※2

パフォーマンスデータの作成先フォルダ

sd

1〜214バイトのパス名

インストール先フォルダ\agt8\store\インスタンス名

パフォーマンスデータのバックアップ先フォルダ

bd

1〜211バイトのパス名

インストール先フォルダ\agt8\store\インスタンス名\backup

パフォーマンスデータの部分バックアップ先フォルダ

pbd

1〜214バイトのパス名

インストール先フォルダ\agt8\store\インスタンス名\partial

パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号

bs

1〜9

5

パフォーマンスデータのエクスポート先フォルダ

dd

1〜127バイトのパス名

インストール先フォルダ\agt8\store\インスタンス名\dump

パフォーマンスデータのインポート先フォルダ

id

1〜222バイトのパス名

インストール先フォルダ\agt8\store\インスタンス名\import

注※1

フォルダ名は,Storeデータベースのデフォルト格納先フォルダ(インストール先フォルダ\agt8\store)からの相対パスか,または絶対パスで指定してください。

注※2

論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先フォルダ」を「環境フォルダ\jp1pc」に読み替えてください。