Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform


10.4.2 トラブルシューティング時にUNIX環境で採取が必要な資料

〈この項の構成〉

(1) OSのログ情報

OSのログ情報で,採取が必要な情報を次の表に示します。

表10‒11 OSのログ情報(UNIXの場合)

項番

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

1

システムログ

syslog

2

プロセス情報

プロセスの一覧

3

システムファイル

hostsファイル

/etc/hosts

4

servicesファイル

/etc/services

5

OS情報

パッチ情報

6

カーネル情報

7

バージョン情報

8

ネットワークステータス

9

環境変数

10

ホスト名

11

ダンプ情報

coreファイル

(凡例)

○:採取できます

−:該当しません

注※

デフォルトのパスおよびファイル名以外が出力されるように設定されているシステムでは,収集できません。そのほかの方法で収集してください。

(2) Performance Managementの情報

Performance Managementの情報で,採取が必要な情報を次の表に示します。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。

表10‒12 Performance Managementの情報(UNIXの場合)

項番

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

1

共通メッセージログ

Performance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式)

/opt/jp1pc/log/jpclog{01|02}※1

2

Performance Managementから出力されるメッセージログ

(ラップアラウンドファイル方式)

/opt/jp1pc/log/jpclogw{01|02}※1

3

構成情報

各構成情報ファイル

4

jpctool service listコマンドの出力結果

5

バージョン情報

製品バージョン

6

履歴情報

7

データベース情報

Remote Monitor Storeサービス

  • /opt/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/*.DB

  • /opt/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/*.IDX

8

トレースログ

Performance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報

※2

9

エージェントログ

PFM - RM for Platformのレコード取得に関する処理の通常ログ

  • /opt/jp1pc/agt7/agent/インスタンス名/log/collect_{01|02|03|04}※3

  • /opt/jp1pc/agt7/agent/インスタンス名/log/timer_{01|02|03|04}※3

  • /opt/jp1pc/agt7/agent/インスタンス名/log/target_監視対象名_{01|02|03|04}※3

10

ワークデータ

性能情報収集時のワーク用データ

  • /opt/jp1pc/agt7/agent/インスタンス名/targets/*

  • /opt/jp1pc/agt7/agent/インスタンス名/groups/*

11

インストールログ※4

Hitachi PP Installerの標準ログ

  • /etc/.hitachi/.hitachi.log

  • /etc/.hitachi/.hitachi.log{01|02|03|04|05}

  • /etc/.hitachi/.install.log

  • /etc/.hitachi/.install.log{01|02|03|04|05}

×

(凡例)

○:採取できます

×:採取できません

−:該当しません

注※1

ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のPerformance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。

注※2

トレースログの格納先ディレクトリについては,「10.3.2 トラブルシューティング時に参照するログファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。

注※3

エージェントログの出力方式,および格納先フォルダについては,「10.3.2 トラブルシューティング時に参照するログファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。

注※4

インストールに失敗した場合に採取してください。

(3) オペレーション内容

トラブル発生時のオペレーション内容について,次に示す情報が必要です。

(4) 画面上のエラー情報

次に示すハードコピーを採取してください。