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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform


3.6.1 パフォーマンスデータの格納先の変更

PFM - RM for Platformで収集したパフォーマンスデータは,PFM - RM for PlatformのRemote Monitor StoreサービスのStoreデータベースで管理しています。ここでは,パフォーマンスデータの格納先の変更方法について説明します。

Storeデータベースで管理されるパフォーマンスデータの次のデータ格納先ディレクトリを変更したい場合は,jpcconf db defineコマンドで設定します。jpcconf db defineコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) Windowsの場合

jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,および設定できる値を次の表に示します。

表3‒31 jpcconf db defineコマンドの設定項目(Windowsの場合)

項番

オプション名

説明

設定値

(Storeバージョン2.0)

デフォルト

1

bd

パフォーマンスデータのバックアップ先フォルダ※1を設定します。

1〜211バイトのパス名

インストール先フォルダ※2\agt7\store\インスタンス名\backup

2

bs

パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号を設定します。

1〜9

5

3

id

パフォーマンスデータのインポート先フォルダ※1を設定します。

1〜222バイトのパス名

インストール先フォルダ※2\agt7\store\インスタンス名\import

4

pbd

パフォーマンスデータの部分バックアップ先フォルダ※1を設定します。

1〜214バイトのパス名

インストール先フォルダ※2\agt7\store\インスタンス名\partial

5

dd

パフォーマンスデータのエクスポート先フォルダ※1を設定します。

1〜127バイトのパス名

インストール先フォルダ※2\agt7\store\インスタンス名\dump

6

sd

パフォーマンスデータの作成先フォルダ※1を設定します。

1〜214バイトのパス名

インストール先フォルダ※2\agt7\store\インスタンス名

注※1

フォルダ名は,Storeデータベースのデフォルト格納先フォルダ(インストール先フォルダ\agt7\store\インスタンス名)からの相対パス,または絶対パスで指定してください。

注※2

論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先フォルダ」を「環境フォルダ\jp1pc」に読み替えてください。

(2) UNIXの場合

jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,および設定できる値を次の表に示します。

表3‒32 jpcconf db defineコマンドの設定項目(UNIXの場合)

項番

オプション名

説明

設定値

(Storeバージョン2.0)

デフォルト

1

bd

パフォーマンスデータのバックアップ先ディレクトリ※1を設定します。

1〜211バイトのパス名

/opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/backup

2

bs

パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号を設定します。

1〜9

5

3

id

パフォーマンスデータのインポート先ディレクトリ※1を設定します。

1〜222バイトのパス名

/opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/import

4

pbd

パフォーマンスデータの部分バックアップ先ディレクトリ※1を設定します。

1〜214バイトのパス名

/opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/partial

5

dd

パフォーマンスデータのエクスポート先ディレクトリ※1を設定します。

1〜127バイトのパス名

/opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/dump

6

sd

パフォーマンスデータの作成先ディレクトリ※1を設定します。

1〜214バイトのパス名

/opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名

注※1

ディレクトリ名は,Storeデータベースのデフォルト格納先ディレクトリ(/opt/jp1pc/agt7/store/インスタンス名)からの相対パス,または絶対パスで指定してください。

注※2

論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「opt」を「環境ディレクトリ」に読み替えてください。