Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform


3.2.3 UNIX版のインストール手順

PFM - RM for Platformのインストール手順について説明します。

〈この項の構成〉

(1) プログラムのインストール順序

PFM - RM for PlatformやPFM - RM for Platformの前提プログラムをインストールする順序について説明します。

PFM - ManagerホストにPFM - RM for Platformをインストールする場合

PFM - Managerをインストールしたあとに,PFM - RM for Platformをインストールしてください。

図3‒13 プログラムのインストール順序(PFM - RM for PlatformとPFM - Managerが同ホスト(UNIXの場合))

[図データ]

PFM - Managerホストとは異なるホストにPFM - RM for Platformをインストールする場合

PFM - Baseをインストールしたあとに,PFM - RM for Platformをインストールしてください。

図3‒14 プログラムのインストール順序(PFM - RM for PlatformとPFM - Baseが同ホスト(UNIXの場合))

[図データ]

なお,同ホストに複数のPFM - RMをインストールする場合,PFM - RM間のインストール順序は問いません。

(2) インストール方法

PFM - RM for Platformをインストールする方法について説明します。

UNIX環境へPFM - RM for Platformをインストールする方法には,提供媒体を使用する方法とJP1/NETM/DMでリモートインストールする方法があります。JP1/NETM/DMでリモートインストールする方法については,マニュアル「JP1/NETM/DM Manager」,「JP1/NETM/DM SubManager(UNIX(R)用)」および「JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)」を参照してください。

重要

ディレクトリ名やファイル名は,マシン環境によってはマニュアルの表記と異なることがあります。lsコマンドで,使用している環境でのディレクトリ名やファイル名を確認してください。Hitachi PP Installerを起動するコマンドを実行する場合は,lsコマンドで確認したディレクトリ名やファイル名をそのまま入力するようにしてください。

ここでは,提供媒体を使用する場合のインストール方法について説明します。

  1. プログラムをインストールするホストに,スーパーユーザーでログインする。またはsuコマンドでユーザーをスーパーユーザーに変更する。

  2. ローカルホストで起動しているPerformance Managementのサービスがあれば,すべて停止する。

    停止するサービスは,物理ホストおよび論理ホスト上のPerformance Managementのサービスです。サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のPerformance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。

  3. 提供媒体をセットする。

  4. mountコマンドを実行して,提供媒体をマウントする。

    提供媒体をマウントディレクトリにマウントする場合のコマンド実行例について,次に示します。

    /bin/mount -r -o mode=0544 デバイススペシャルファイル マウントディレクトリ
  5. 次に示すコマンドを実行して,Hitachi PP Installerを起動する。

    マウントディレクトリ/X64LIN/SETUP マウントディレクトリ

    Hitachi PP Installerが起動され,初期画面が表示されます。

  6. 初期画面で「I」を入力する。

    インストールできるプログラムの一覧が表示されます。

  7. PFM - RM for Platformを選択して「I」を入力する。

    PFM - RM for Platformがインストールされます。なお,ほかのプログラムを選択するときは,カーソルを移動させてスペースキーで選択してください。

  8. インストールが正常に完了したら,「Q」を入力する。

    Hitachi PP Installerの初期画面に戻ります。