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JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


オプション定義ファイル(usrconf.cfg)

〈このページの構成〉

機能

オプション定義ファイルは,JavaVMの起動オプションを設定するファイルです。PFM - Web Consoleで利用する言語設定や,使用するメモリーの上限値を定義します。

ファイル名

usrconf.cfg(オプション定義ファイル)

格納先

Windows

PFM - Web Consoleのインストール先フォルダ\CPSB\CC\server\usrconf\ejb\PFMWebConsole\

UNIX

/opt/jp1pcwebcon/CPSB/CC/server/usrconf/ejb/PFMWebConsole/

定義情報の反映時期

PFM - Web Consoleのサービスを再起動すると定義情報が反映されます。

注意事項

変更手順

PFM - Web Consoleの定義ファイルの変更手順」を参照してください。

設定項目

設定項目を次に示します。

項目

内容

add.jvm.arg=-Duser.language=言語

PFM - Web Consoleで利用するデフォルトの言語設定です。指定値を次に示します。

  • en

  • ja

日本語を使用する場合は「ja」,それ以外の言語の場合は「en」を指定してください。

デフォルト値はサーバのロケールに依存します。

不正な値を指定した場合および定義を省略した場合は,デフォルト値が仮定されます。

add.jvm.arg=-Duser.country=

PFM - Web Consoleで利用するデフォルトの国設定です。指定値を次に示します。

  • US

  • JP

日本語を使用する場合は「JP」,それ以外の言語の場合は「US」を指定してください。

デフォルト値はサーバのロケールに依存します。

不正な値を指定した場合および定義を省略した場合は,デフォルト値が仮定されます。

add.jvm.arg=-DprGB18030check=指定値

PFM - Web Consoleのエンコーディング形式にGB18030を使用するかどうかを設定します。指定値を次に示します。

  • true

  • false

中国語(簡体字)を使用し,GB18030形式でのエンコーディングを実施する場合は「true」,それ以外の場合は「false」を設定してください。デフォルト値は「false」です。大文字小文字は区別しません。

不正な値を指定した場合および定義を省略した場合は,デフォルト値が仮定されます。

add.jvm.arg=-Xmxメモリーの上限値m

PFM - Web Consoleサービスが使用するメモリーの上限値を設定します。指定した値のメモリーを常に使用するわけではありません。1〜制限なしの範囲の内,メガバイト単位(2の倍数)で指定してください。デフォルト値は1024です。

不正な値を指定した場合および定義を省略した場合は,デフォルト値が仮定されます。

定義例

システムロケールが日本語でusrconf.cfgファイルの言語設定が英語の場合に,設定を日本語に変更する定義例を示します。

add.jvm.arg=-Duser.language=ja
add.jvm.arg=-Duser.country=JP
add.jvm.arg=-DprGB18030check=false

PFM - Web Consoleサービスが使用するメモリーの上限値を1,024メガバイトにする場合の定義例を示します。

add.jvm.arg=-Xmx1024m