Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


1.4.4 [レポートの表示 > レポートの選択]画面

レポート階層から表示したいレポートを選択する画面です。この画面は,[エージェント階層]画面のメソッドフレームで[レポートの表示]メソッドを選択すると表示されます。

この画面は,[ツリー種別]で「レポート」と「ブックマーク」のどちらを選択したかによって表示される情報が異なります。[ツリー種別]のデフォルトは,「レポート」です。それぞれの場合について次に示します。

〈この項の構成〉

(1) [ツリー種別]で「レポート」を選択した場合

[ツリー種別]で「レポート」を選択したときの[レポートの表示 > レポートの選択]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒30 [レポートの表示 > レポートの選択]画面([ツリー種別]で「レポート」を選択した場合)

[図データ]

表示項目について説明します。

[最新情報に更新]

コンテンツエリアの表示情報を最新の状態にします。表示情報を更新しても,レポート階層での選択状態は保持されます。

[OK]ボタン

このボタンは,[複数選択]をチェックしたときに非活性状態で表示されます。コンテンツエリアのレポート階層からレポートを選択したとき,活性化されます。コンテンツエリアのレポート階層で選択したレポートを別ウィンドウで表示します。複数のレポートを選択している場合は,それぞれを別ウィンドウで表示します。

[ツリー種別]

コンテンツエリアに表示させる情報をプルダウンメニューから選択できます。

[複数選択]

この項目をチェックすると,レポート階層からレポートを複数選択できます。ルートやフォルダのクリックで,配下のレポートをまとめて選択できるようになります。デフォルトはチェックが外されています。

なお,[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで複数の監視エージェントを選択している場合は表示されません。

ヒント

[複数選択]をチェックしている場合は,ルートやフォルダをクリックすれば,配下のノードをすべて選択したり,すべて選択解除したりできます。配下のノードがすべて選択解除された状態か,一部選択された状態のフォルダをクリックすると,その配下のノードがすべて選択されます。配下のノードがすべて選択された状態のフォルダをクリックすると,その配下のノードはすべて選択解除されます。クリックしたフォルダの配下にサブフォルダが含まれる場合は,サブフォルダに含まれるノードの選択状態も変更されます。つまり,ルートをクリックすると,ツリーに含まれるすべてのノードの選択状態を切り替えることができます。

テキストボックス

キーワードによってレポートを絞り込むことができます。表示するレポートを絞り込むための文字列を1〜1,024文字で指定します。複数の条件をAND検索またはOR検索したい場合は,区切り文字(全角スペース,半角スペース,またはタブ文字)で区切ります。区切り文字も1文字としてカウントされます。絞り込みのキーワードとして入力できる単語数は100個までです。

[絞込]ボタン

テキストボックスに指定した文字列で絞り込みが実行されます。

[解除]ボタン

絞り込みの状態が解除され,絞り込み条件がクリアされます。

[AND]

AND検索する場合に選択します。

[OR]

OR検索する場合に選択します。

コンテンツエリア

レポート階層が表示されます。デフォルトでは,ルートに「System Reports」が表示されます。「System Reports」の下は,PFM - AgentまたはPFM - RMのプログラムごとのフォルダが表示されます。それぞれに監視テンプレートとして用意されたレポートが格納されています。ログインユーザーが独自に作成したレポートがある場合は,「User Reports」と「System Reports」の2つの階層が表示されます。「User Reports」の下には,作成したフォルダとレポートが表示されます。

(2) [ツリー種別]で「ブックマーク」を選択した場合

[ツリー種別]で「ブックマーク」を選択したときの[レポートの表示 > レポートの選択]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒31 [レポートの表示 > レポートの選択]画面([ツリー種別]で「ブックマーク」を選択した場合)

[図データ]

表示項目について説明します。

[最新情報に更新]

コンテンツエリアの表示情報を最新の状態にします。表示情報を更新しても,レポート階層での選択状態は保持されます。

[ツリー種別]

コンテンツエリアに表示させる情報をプルダウンメニューから選択できます。

[選択エージェントで絞り込み]

表示されているブックマークをナビゲーションフレームで選択しているエージェントで絞り込むには,[選択エージェントで絞り込み]をチェックします。そのときナビゲーションフレームで選択しているエージェント名が含まれているものを表示します。表示の絞り込みを解除するには[選択エージェントで絞り込み]のチェックを外します。

テキストボックス

キーワードによってブックマークを絞り込むことができます。表示するブックマークを絞り込むための文字列を1〜1,024文字で指定します。複数の条件をAND検索したい場合は,区切り文字(全角スペース,半角スペース,またはタブ文字)で区切ります。区切り文字も1文字としてカウントされます。絞り込みのキーワードとして入力できる単語数は100個までです。

[絞込]ボタン

テキストボックスに指定した文字列で絞り込みが実行されます。

[解除]ボタン

絞り込みの状態が解除され,絞り込み条件がクリアされます。

コンテンツエリア

ブックマーク階層が表示されます。デフォルトでは,ルートに「Bookmarks」が表示されます。「Bookmarks」の下は,ログインユーザーが独自に作成したブックマークまたは複合ブックマークが表示されます。

コンテンツエリアのブックマーク階層からブックマークを選択すると,登録されているレポートをそれぞれ別ウィンドウで表示します。