付録G.2 Host.prmファイルの内容
Host.prmファイルには,PFM - ManagerまたはPFM - Base,およびシングルインスタンスのPFM - Agentの設定情報が出力されます。出力されるのは,各種のコマンドの出力結果や定義ファイルの内容に相当する内容です。
Host.prmファイルに出力される内容
項番 |
ヘッダー |
説明 |
設定値の変更方法 |
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共通部分 |
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1 |
"******製品名******" |
コマンド実行ホストにインストールされているPFM - ManagerまたはPFM - Baseの製品名。 |
− |
2 |
"***Host Name" |
次のコマンドの実行結果として得られた監視ホスト名。 物理ホストの場合 jpcconf host hostmode -display 論理ホストの場合 hostmode : Logical hostname : 論理ホスト名 |
− |
3 |
"***Product Information List" |
コマンド実行ホストにインストールされているPFM - ManagerまたはPFM - Baseの形名およびバージョン。 |
− |
4 |
"***Port Number List" |
次のコマンドの実行結果として得られたポート番号のリスト。 物理ホストの場合 jpcconf port list -key all 論理ホストの場合 jpcconf port list -key all -lhost 論理ホスト名 |
− |
5 |
"***Connection Target PFM Manager" |
次のコマンドの実行結果として得られた接続先PFM - Manager。 物理ホストの場合 jpcconf mgrhost display 論理ホストの場合 jpcconf mgrhost display -lhost 論理ホスト名 |
− |
6 |
"***Settings Information (Common)" |
サービス共通設定(jpccomm.iniファイルの内容)。 |
jpccomm.iniファイルを編集する。ただし,編集禁止の項目もある。 詳細は, 「起動情報ファイル(jpccomm.ini)」を参照。 |
7 |
"***Settings Information (Action Handler Service)" |
Action Handlerサービス設定。
このほかの項目については無視する。 |
PFM - Web Consoleの[サービス階層]で,Action Handlerを選択し,[プロパティ]メソッドで表示される次のノードの設定を変更する。
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8 |
"***Settings Information (PFM Service Auto-Restart Function)" |
PFM サービス自動再起動機能の設定※1。 なお,表示されるセクションやラベルの順番は,設定した順番によって異なる。また,セクション名にサービスIDが含まれる※2。 |
PFM - Web Consoleの[サービス階層]で,次に示すサービスを選択し,それぞれの[プロパティ]メソッドに表示される[Restart Configurations]とその配下のノードの設定を変更する。
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9 |
"***Settings Information (JP1 System Event)" |
JP1システムイベント発行設定。 なお,表示されるセクションやラベルの順番は,設定した順番によって異なる。また,セクション名にサービスIDが含まれる※2。 |
PFM - Web Consoleの[サービス階層]で,次に示すサービスを選択し,それぞれの[プロパティ]メソッドに表示される[JP1 Event Configurations]とその配下のノードの設定を変更する。
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10 |
"***Host Information (jpchosts)" |
ホスト情報設定(jpchostsファイルの内容)。 |
jpchostsファイルを編集する。 |
11 |
"***Settings Information (PFM Service Startup at OS Startup)" |
次のコマンドの実行結果として得られたOS起動時のPFMサービス起動設定※1。 Windowsの場合 wmic service where ( DisplayName LIKE "PFM - %" ) get DisplayName, StartMode UNIXの場合 if [ -x /opt/jp1pc/jpc_start ];then echo jpc_start:available; else echo jpc_start:unavailable;fi;if [ -x /opt/jp1pc/jpc_stop ];then echo jpc_stop:available; else echo jpc_stop:unavailable;fi |
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12 |
"***Settings Information (Common Account pfmhost)" |
インスタンス環境の共通アカウント情報(pfmhost)。 |
jpcconf accコマンドを使用する。 |
13 |
"***Settings Information (Common Account wmi)" |
監視対象の共通アカウント情報(wmi)。 |
jpcconf accコマンドを使用する。 |
14 |
"***Settings Information (Common Account ssh)" |
監視対象の共通アカウント情報(ssh)。 |
jpcconf accコマンドを使用する。 |
15 |
"***Settings Information (Auto Alarm Bind)" |
自動バインド設定情報(jpcautobind.cfg)。 |
jpcautobind.cfgファイルを編集する。 |
シングルインスタンスのPFM - Agent間の共通部分 |
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16 |
"******製品名******" |
コマンド実行ホストにインストールされているシングルインスタンスのPFM - Agentの製品名。 |
− |
17 |
"***Product Information" |
コマンド実行ホストにインストールされているPFM - Agentの形名およびバージョン。 |
− |
18 |
"***Settings Information (Collector Service)" |
Collectorサービス設定(jpcagt.iniファイルの内容)。
なお,設定に応じて,運用開始後に次の項目が追加される場合がある※2。
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PFM - Web Consoleの[サービス階層]で,Agent Collectorを選択し,[プロパティ]メソッドで表示される次のノードの設定を変更する。
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19 |
"***Settings Information (Store Service)" |
Storeサービス設定(jpcsto.iniファイルの内容)。
このほかの項目については無視する。 |
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20 |
"***ITSLM Connection Information" |
SLM接続設定。 |
PFM - Web Consoleの[サービス階層]で変更対象のサービスを選択し,[プロパティ]メソッドに表示される[ITSLM Connection Configuration]ノードの[ITSLM Connection]の設定を変更する。 |
21 |
"***Alarm Bind Information" |
アラームテーブルのバインド設定。 |
PFM - Web Consoleの[エージェント階層]で各エージェントの[アラームテーブルのバインド]メソッドを使用するか,またはjpctool alarmコマンドを使用する。 |
22 |
"***Monitor Suspend Information" |
監視一時停止の設定。 |
PFM - Web Consoleの[エージェント階層]で各エージェントの[監視一時停止の設定]メソッドを使用するか,またはjpctool monitorコマンドを使用する。 |
PFM - Agent for Platform(Windows)の固有部分 |
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23 |
"***Configuration Information (Periodically-Executed User Command Function)" |
ユーザーコマンド定期実行機能の構成。 |
PFM - Web Consoleの[サービス階層]で,Agent Collectorを選択し,[プロパティ]メソッドで表示される[User Command Setting]ノードの設定を変更する。 |
24 |
"***Application Definition Information (Process Operation Status)" |
プロセス稼働・非稼働(アプリケーション定義)。 |
PFM - Web Consoleの[サービス階層]で,Agent Collectorを選択し,[プロパティ]メソッドで表示される[Advanced application monitoring]ノードの設定を変更する。 |
25 |
"***Application Definition Information (Application Operation Status)" |
アプリケーション稼働・非稼働(アプリケーション定義)。 |
PFM - Web Consoleの[サービス階層]で,Agent Collectorを選択し,[プロパティ]メソッドで表示される[Application monitoring setting]ノードの設定を変更する。 |
26 |
"***Settings Information (Collection of User Records)" |
ユーザーレコード収集設定※1。 なお,設定内容に関係なく,機器ごとに異なる値が付加されることがある。 |
収集データ追加ユーティリティ(Collection Data Addition Utility)を使用する。 |
PFM - Agent for Platform(UNIX)の固有部分 |
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27 |
"***Configuration Information (Periodically-Executed User Command Function)" |
ユーザーコマンド定期実行機能の構成。 |
PFM - Web Consoleの[サービス階層]で,Agent Collectorを選択し,[プロパティ]メソッドで表示される[User Command Setting]ノードの設定を変更する。 |
28 |
"***Application Definition Information (Process Operation Status)" |
プロセス稼働・非稼働(アプリケーション定義)。 |
PFM - Web Consoleの[サービス階層]で,Agent Collectorを選択し,[プロパティ]メソッドで表示される[Advanced application monitoring]ノードの設定を変更する。 |
29 |
"***Application Definition Information (Application Operation Status)" |
アプリケーション稼働・非稼働(アプリケーション定義)。 |
PFM - Web Consoleの[サービス階層]で,Agent Collectorを選択し,[プロパティ]メソッドで表示される[Application monitoring setting]ノードの設定を変更する。 |
30 |
"***Settings Information (evfile)" |
イベントファイルの内容※1。 |
イベントファイル(/opt/jp1pc/agtu/agent/evfile)に記述されている設定を変更する。 |
31 |
"***Settings information (wgfile)" |
ワークグループファイルの内容※1。 |
ワークグループファイル(/opt/jp1pc/agtu/agent/wgfile)に記述されている設定を変更する。 |