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JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


jpctool config alarmsync

〈このページの構成〉

形式

jpctool config alarmsync     [-noprogress]
                             [-target アラーム反映状態]

機能

アラーム反映状態がFailed(反映失敗)およびUncertain(状態不明)のサービスに対して,アラーム情報を反映するコマンドです。Failed(反映失敗)またはUncertain(状態不明)のうち,どちらか一方の状態のサービスに対して実行することもできます。jpctool config alarmsyncコマンドの実行後は,jpctool alarm unappliedコマンドを実行して,アラーム情報が正しく反映されたかどうかを確認してください。

コマンドを実行できるホスト

PFM - Manager

実行権限

Windowsの場合

Administrators権限を持つユーザー

UNIXの場合

rootユーザー権限を持つユーザー

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\tools\

UNIXの場合

/opt/jp1pc/tools/

引数

-noprogress

このオプションを指定すると,反映処理の進捗状況は出力されません。

-target アラーム反映状態

Failed(反映失敗)またはUncertain(状態不明)のうち,どちらか一方の状態のサービスに対して実行する場合に指定します。アラーム反映状態に実行対象のアラーム反映状態を指定します。

注意事項

戻り値

0

正常終了した。

1

コマンドラインの形式が不正である。

2

コマンドの実行権限がない。

5

PFM - Managerホスト以外で実行された。

12

jpctool config syncコマンドまたはjpctool config alarmsyncコマンドが実行中である。

17

監視二重化の環境でセカンダリーのPFM - Managerから実行した。

101

Master Managerサービスが起動していない。

200

メモリーが不足している。

211

ファイルまたはディレクトリにアクセスできない。

221

Master Managerサービスからアラーム反映状態の情報取得に失敗した。

222

通信処理でエラーが発生した。

237

反映結果の判定処理でタイムアウトが発生した。

255

予期しないエラーが発生した。

使用例

>jpctool config alarmsync
KAVE06201-Iアラーム定義とアクション定義の反映処理を開始します
[50/50]
KAVE06205-I反映結果の判定処理を開始します
KAVE06206-I反映結果の判定処理が正常終了しました
KAVE06202-I アラーム定義とアクション定義の反映処理が正常終了しました