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JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


jpcconf inst list

〈このページの構成〉

形式

jpcconf inst list      -key サービスキー
                       [-lhost 論理ホスト名]

機能

jpcconf inst listコマンドは,1つのホスト上で複数のサービスのセットを起動できるPFM - AgentまたはPFM - RMで,セットアップ済みのインスタンス名を表示するコマンドです。

コマンドを実行できるホスト

実行権限

Windowsの場合

なし

UNIXの場合

なし

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\tools\

UNIXの場合

/opt/jp1pc/tools/

引数

-key サービスキー

インスタンス名を出力したいPFM - AgentまたはPFM - RMのサービスのサービスキー名を指定します。プロダクト名表示機能が有効な場合はプロダクト名でも指定できます。指定できるサービスキーは,インスタンス環境を持つPFM - AgentまたはPFM - RMのサービスキーだけです。PFM - AgentまたはPFM - RMのサービスのサービスキーについては,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,命名規則について説明している個所を参照してください。

-lhost 論理ホスト名

インスタンス環境を表示する論理ホストのホスト名を指定します。

1〜32バイトの半角英数字で指定します。半角空白文字および"."は指定できません。

論理ホスト名に,"localhost",IPアドレス,"-"から始まるホスト名は指定できません。

注意事項

戻り値

0

正常終了した。

1

引数の指定に誤りがある。

5

指定されたサービスがインストールされていない。

10

コマンドはほかのセッションで実行中である。

100

Performance Managementの環境が不正である。

102

指定された論理ホストがセットアップされていない。

200

メモリーが不足している。

210

ディスク容量が不足している。

211

ファイルまたはディレクトリにアクセスできない。

230

内部コマンドの実行に失敗した。

255

予期しないエラーが発生した。

使用例1

PFM - Agent for Oracleのインスタンス名を出力する場合のコマンド実行例を次に示します。

jpcconf inst list -key Oracle

SDAおよびSDCという名前のインスタンスがある場合,次のように出力されます。

[図データ]

使用例2

論理ホスト(ホスト名:jp1-ha1)のPFM - Agent for Oracleのインスタンス名を出力する場合のコマンド実行例を次に示します。

jpcconf inst list -key Oracle -lhost jp1-ha1