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JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


1.4.13 [エージェント階層の編集]画面

エージェント階層を編集する画面です。この画面は,[エージェント階層]画面のメソッドフレームで[エージェント階層の編集]メソッドを選択すると表示されます。

なお,[エージェント階層の編集]画面は,[表示形式]で「User Agents」を選択したときに表示される階層に対してだけ操作できます。「Products」を選択したときの階層は編集できません。

[エージェント階層の編集]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒53 [エージェント階層の編集]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[最新情報に更新]

[エージェント階層の編集]画面を最新の状態に更新します。

[コピー]ボタン

選択した監視エージェントまたはフォルダをコピーします。このボタンは,コンテンツエリアのエージェント階層でコピー元となる監視エージェントまたはフォルダを選択している場合だけ活性化されます。

このボタンをクリックすると,[エージェント階層の編集 > コピー[コピー先の選択]]画面に遷移します。なお,コピー元としてフォルダを選択した場合は,その下位にあるフォルダや監視エージェントもすべてコピーされます。

[削除]ボタン

選択した監視エージェントまたはフォルダを削除します。このボタンは,コンテンツエリアのエージェント階層で削除対象の監視エージェントまたはフォルダを選択している場合だけ活性化されます。

このボタンをクリックすると,削除の実行を確認するメッセージボックスが表示されます。なお,削除対象としてフォルダを選択した場合は,その下位にあるフォルダや監視エージェントもすべて削除されます。

[新規フォルダ]ボタン

監視エージェントの管理フォルダを新規に作成します。このボタンは,コンテンツエリアのエージェント階層でルートまたはフォルダを選択している場合だけ活性化されます。

このボタンをクリックすると,[エージェント階層の編集 > 新規フォルダ]画面に遷移します。

[新規エージェント]ボタン

監視エージェントを新規に作成します。このボタンは,コンテンツエリアのエージェント階層でルートまたはフォルダを選択している場合だけ活性化されます。このボタンをクリックすると,[エージェント階層の編集 > 新規エージェント]画面に遷移します。

[名前の変更]ボタン

選択したフォルダの名前を変更します。このボタンは,コンテンツエリアのエージェント階層でフォルダを選択している場合だけ活性化されます。

このボタンをクリックすると,[エージェント階層の編集 > 名前の変更]画面に遷移します。

テキストボックス

キーワードによってエージェントを絞り込むことができます。表示するエージェントを絞り込むための文字列を1〜1,024文字で指定します。複数の条件をAND検索したい場合は,区切り文字(全角スペース,半角スペース,またはタブ文字)で区切ります。区切り文字も1文字としてカウントされます。絞り込みのキーワードとして入力できる単語数は100個までです。

[絞込]ボタン

テキストボックスに指定した文字列で絞り込みが実行されます。

[解除]ボタン

絞り込みの状態が解除され,絞り込み条件がクリアされます。

コンテンツエリア

ログインユーザーが作成したエージェント階層が表示されます。ここに表示されるエージェント階層を編集します。

〈この項の構成〉

(1) [エージェント階層の編集 > コピー[コピー先の選択]]画面

[エージェント階層の編集]画面のコンテンツエリアで選択したオブジェクトのコピー先を選択する画面です。この画面は,[エージェント階層の編集]画面で[コピー]ボタンをクリックすると表示されます。

[エージェント階層の編集 > コピー[コピー先の選択]]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒54 [エージェント階層の編集 > コピー[コピー先の選択]]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[最新情報に更新]

[エージェント階層の編集 > コピー[コピー先の選択]]画面を最新の状態に更新します。

[OK]ボタン

コピー元として選択されている監視エージェントまたはフォルダを,コピー先として選択されたルートまたはフォルダにコピーします。

ただし,コピー先のフォルダが次に該当する場合は,コピーできません。

  • コピー元のフォルダと同名のフォルダがある

  • コピー元をコピーすると,階層数の上限を超えてしまう

  • コピー元をコピーすると,1ノード内のノード数の上限を超えてしまう

階層数の上限は,8階層です。また,ルートまたはフォルダ内の各要素数の上限は,フォルダが64フォルダ,エージェントが128エージェントです。

[キャンセル]ボタン

操作を中止します。

コンテンツエリア

ログインユーザーが作成したエージェント階層が表示されます。ここに表示されるエージェント階層からコピー先を選択します。コピー先として選択できるオブジェクトは,ルートまたはフォルダです。

(2) [エージェント階層の編集 > 新規フォルダ]画面

[エージェント階層の編集]画面のコンテンツエリアで選択したオブジェクトの下に,新規のフォルダを作成する画面です。この画面は,[エージェント階層の編集]画面で[新規フォルダ]ボタンをクリックすると表示されます。

[エージェント階層の編集 > 新規フォルダ]画面を次の図に示します。

図1‒55 [エージェント階層の編集 > 新規フォルダ]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[OK]ボタン

[エージェント階層の編集]画面で選択しているオブジェクトの下位に,[新しいフォルダ名]に入力した名称のフォルダを追加します。

ただし,追加先のフォルダが次に該当する場合は,作成できません。

  • [新しいフォルダ名]に入力したフォルダ名と同名のフォルダがある

  • 追加すると,階層数の上限を超えてしまう

  • 追加すると,ルートまたはフォルダ内に配置できるフォルダ数の上限を超えてしまう

階層数の上限は,8階層です。また,フォルダ数の上限は,64フォルダです。

[キャンセル]ボタン

操作を中止します。

[新しいフォルダ名]

フォルダ名を1〜64文字の全角または半角文字で入力します。

全角文字,半角文字が混在する名称でもかまいません。

(3) [エージェント階層の編集 > 新規エージェント]画面

[エージェント階層の編集]画面のコンテンツエリアで選択したオブジェクトの下に,新規のエージェントを作成する画面です。この画面は,[エージェント階層の編集]画面で[新規エージェント]ボタンをクリックすると表示されます。

[エージェント階層の編集 > 新規エージェント]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒56 [エージェント階層の編集 > 新規エージェント]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[最新情報に更新]

[エージェント階層の編集 > 新規エージェント]画面を最新の状態に更新します。

[OK]ボタン

[エージェント階層の編集]画面で選択しているオブジェクトの下に,コンテンツエリアで選択した監視エージェントを追加します。

ルートまたはフォルダ内のエージェント数の上限は,128エージェントです。

[キャンセル]ボタン

操作を中止します。

[ホスト名でフォルダを作成する]

この画面で選択したエージェントが追加される[User Agents]ツリーのフォルダパスにホスト名を追加したフォルダを作成するには,[ホスト名でフォルダを作成する]をチェックします。[User Agents]ツリーのフォルダパスにホスト名を追加しない場合は,[ホスト名でフォルダを作成する]のチェックを外します。

ホスト名は追加されるエージェントによって異なります。追加されるエージェントがリモートエージェントの場合,ホスト名は監視対象ホスト名となります。追加されるエージェントがその他のエージェントの場合,ホスト名は監視ホスト名となります。

ヒント

エージェントが追加されると,選択したエージェントのうち最初に追加されたエージェントが所属するホスト名のフォルダだけを開きます。

追加先フォルダ名

この画面で選択したエージェントが追加される[User Agents]ツリーのフォルダパスが表示されます。

[業務グループごとに表示]

業務グループによるアクセスコントロール機能が有効な場合に表示されます。

チェックすると,ツリーが業務グループごとに表示されます。

[未登録エージェントのみ表示]

[User Agents]ツリーに未登録のエージェントだけを表示するには,[未登録エージェントのみ表示]をチェックします。すべてのエージェントを表示するには[未登録エージェントのみ表示]のチェックを外します。

テキストボックス

キーワードによってエージェントを絞り込むことができます。表示するエージェントを絞り込むための文字列を1〜1,024文字で指定します。複数の条件をAND検索またはOR検索したい場合は,区切り文字(全角スペース,半角スペース,またはタブ文字)で区切ります。区切り文字も1文字としてカウントされます。絞り込みのキーワードとして入力できる単語数は100個までです。

[絞込]ボタン

テキストボックスに指定した文字列で絞り込みが実行されます。

[解除]ボタン

絞り込みの状態が解除され,絞り込み条件がクリアされます。

[AND]

AND検索する場合に選択します。

[OR]

OR検索する場合に選択します。

コンテンツエリア

プロダクト単位(ルートが「Products」)のエージェント階層が表示されます。ここに表示されるエージェント階層から,任意のエージェント階層で管理する監視エージェントを選択します。選択できるオブジェクトは,監視エージェントだけです。

ヒント

ルートやフォルダをクリックすれば,配下のノードをすべて選択したり,すべて選択解除したりできます。配下のノードがすべて選択解除された状態か,一部選択された状態のフォルダをクリックすると,その配下のノードがすべて選択されます。配下のノードがすべて選択された状態のフォルダをクリックすると,その配下のノードはすべて選択解除されます。クリックしたフォルダの配下にサブフォルダが含まれる場合は,サブフォルダに含まれるノードの選択状態も変更されます。つまり,ルートをクリックすると,ツリーに含まれるすべてのノードの選択状態を切り替えることができます。

(4) [エージェント階層の編集 > 名前の変更]画面

[エージェント階層の編集]画面のコンテンツエリアで選択したフォルダの名前を変更する画面です。この画面は,[エージェント階層の編集]画面で[名前の変更]ボタンをクリックすると表示されます。

[エージェント階層の編集 > 名前の変更]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒57 [エージェント階層の編集 > 名前の変更]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[OK]ボタン

[エージェント階層の編集]画面で選択しているフォルダの名前を変更します。

ただし,[新しいフォルダ名]に入力したフォルダ名と同名のフォルダがすでにある場合は,フォルダの名前を変更できません。

[キャンセル]ボタン

操作を中止します。

[現在のフォルダ名]

変更前のフォルダ名が表示されます。入力はできません。

[新しいフォルダ名]

新しいフォルダ名を1〜64文字の全角または半角文字で入力します。

全角文字,半角文字が混在するフォルダ名でもかまいません。