jpcwstart
形式
jpcwstart [-rc リトライ回数]
コマンドを実行できるホスト
PFM - Web Console
実行権限
- Windowsの場合
-
Administrators権限を持つユーザー
- UNIXの場合
-
rootユーザー権限を持つユーザー
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
インストール先フォルダ\tools\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1pcwebcon/tools/
引数
-rc リトライ回数
UNIX限定のオプションです。サービス状態確認の最大リトライ回数を指定します。指定できる値は,15〜300です。省略した場合,15となります。
UNIXの場合,負荷が高いなどの要因でサービスの前提となるプログラムの起動に時間が掛かるときは,サービスの起動を中断することがあります。この場合は,コマンド実行時に-rcオプションを指定して,サービス状態確認の最大リトライ回数を増やしてください。
注意事項
-
Windows環境ではjpcwstartコマンドに引数を指定しないでください。引数を指定するとエラーとなります。
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このコマンドは,同一ホスト上のjpcwconfコマンドと同時に実行できません。
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CentOS 7,Linux 7,Oracle Linux 7,またはSUSE Linux 12以降の環境でサービスの自動起動および自動停止を設定している場合は,systemctlコマンドでPFM - Web Consoleのサービスを起動・停止してください。jpcwstartコマンドおよびjpcwstopコマンドでPFM - Web Consoleのサービスを起動・停止すると,サービスの自動起動および自動停止ができなくなります。
systemctlコマンドによるサービスの起動・停止の実行例を次に示します。
サービス起動:systemctl start jp1_webcon
サービス停止:systemctl stop jp1_ webcon
-
Linux環境でPFM - Web Consoleサービスの自動起動に-rcオプションを指定する場合は,次に示すようにPFM - Web Console用のサービス自動起動スクリプトファイル(jpcw_start)を編集してください。
■変更前
nohup /opt/jp1pcwebcon/tools/jpcwstart
■変更後
nohup /opt/jp1pcwebcon/tools/jpcwstart -rc リトライ回数
戻り値
0 |
サービスが起動した。 |
1 |
サービスはすでに起動している。 |
2 |
コマンドの実行権限がない。 |
4 |
サービスを起動できない。 |
5 |
引数が不正である。 |
7 |
メモリー不足である。 |
8 |
予期しないエラーが発生した。 |