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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


13.3.3 JP1/SLMとの連携を解除する手順

JP1/SLMとの連携を解除するには,JP1/SLMとPFM - Managerそれぞれで設定の変更が必要です。

〈この項の構成〉

(1) JP1/SLM側の解除の手順

  1. PFM - Managerが起動されていることを確認する。

  2. 監視対象のすべてのPFM - AgentおよびPFM - RMが起動されていることを確認する。

  3. JP1/SLMの[監視設定]画面で設定している監視設定を削除します。

JP1/SLM側での設定の詳細については,マニュアル「JP1/Service Level Management」を参照してください。

(2) 連携解除の手順(通常手段)

  1. PFM - Managerを起動する。

  2. 監視対象のすべてのPFM - AgentおよびPFM - RMを起動する。

    起動していないPFM - AgentおよびPFM - RMには連携解除の設定が反映されません。

  3. 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。

    管理ユーザー権限を持つユーザーアカウントでログインします。

  4. [メイン]画面のナビゲーションフレームで,[サービス階層]タブを選択する。

  5. [サービス階層]画面のナビゲーションフレームで,「PFM - Manager」フォルダの下位の階層を展開する。

    PFM - Managerのサービスが表示されます。各サービスの名前は,サービスIDで表示されます。

  6. Master Managerサービスを選択する。

    Master Managerサービスは,「M」で始まるサービスまたは「<Master Manager>」です。

    選択したMaster Managerサービスにチェックマークが表示されます。

  7. メソッドフレームの[プロパティ]メソッドを選択する。

  8. Master Managerサービスの[サービスのプロパティ]画面で,「ITSLM Coordination Configuration/MANAGE ITSLM COORDINATION」ノードを選択する。

  9. インフォメーションフレームの下部に表示された「RELEASE ITSLM COORDINATION」で連携を解除するJP1/SLMホスト名を選択する。

  10. [完了]または[適用]ボタンをクリックする。

    事前に起動しているPFM - AgentおよびPFM - RMでは,設定済みの監視項目・接続情報およびJP1/SLMへ送信するためにキャッシュしていたパフォーマンスデータが破棄されます。

(3) 臨時手段の手順

13.3.3(2) 連携解除の手順(通常手段)」の実行時に障害などで連携が解除できなかったPFM - Agent およびPFM - RM がある場合に実行します。

複数台のPFM - Agent およびPFM - RMの連携を解除する時は「13.3.3(3)(a) 連携同期の手順」を参照してください。

指定した1つのPFM - Agent またはPFM - RMの連携を解除する時は「13.3.3(3)(b) 接続停止の手順」を参照してください。

(a) 連携同期の手順

  1. PFM - Managerを起動する。

  2. 監視対象のすべてのPFM - AgentおよびPFM - RMを起動する。

    起動していないPFM - AgentおよびPFM - RMには連携同期の設定が反映されません。

  3. 監視コンソールのからPFM - Web Consoleにログインする。

    管理ユーザー権限を持つユーザーアカウントでログインします。

  4. [メイン]画面のナビゲーションフレームで,[サービス階層]タブを選択する。

  5. [サービス階層]画面のナビゲーションフレームで,「PFM - Manager」フォルダの下位の階層を展開する。

    PFM - Managerのサービスが表示されます。各サービスの名前は,サービスIDで表示されます。

  6. Master Managerサービスを選択する。

    Master Managerサービスは,「M」で始まるサービスまたは「<Master Manager>」です。

    選択したMaster Managerサービスにチェックマークが表示されます。

  7. メソッドフレームの[プロパティ]メソッドを選択する。

  8. Master Managerサービスのプロパティ画面で,「ITSLM Coordination Configuration/MANAGE ITSLM COORDINATION」ノードを選択する。

  9. インフォメーションフレームの下部に表示された「SYNCHRONIZE ALL ITSLM CONNECTION」で「ALL」を選択する。

  10. [完了]または[適用]ボタンをクリックする。

    事前に起動しているPFM - AgentおよびPFM - RMでは,設定済みの監視項目・接続情報およびJP1/SLMへ送信するためにキャッシュしていたパフォーマンスデータは破棄されます。

(b) 接続停止の手順

●監視コンソールで接続停止する手順
  1. PFM - Managerを起動する。

  2. 接続停止する対象のPFM - AgentまたはPFM - RMを起動する。

    対象のPFM - AgentまたはPFM - RMを起動していない場合は接続停止ができません。

  3. 監視コンソールのからPFM - Web Consoleにログインする。

    管理ユーザー権限を持つユーザーアカウントでログインします。

  4. [メイン]画面のナビゲーションフレームで,[サービス階層]タブを選択する。

  5. [サービス階層]画面のナビゲーションフレームで,「PFM - Manager」フォルダの下位の階層を展開する。

    PFM - Managerのサービスが表示されます。各サービスの名前は,サービスIDで表示されます。

  6. Agent CollectorサービスまたはRM Collectorサービスを選択する。

    選択したAgent CollectorサービスまたはRM Collectorサービスにチェックマークが表示されます。

  7. メソッドフレームの[プロパティ]メソッドを選択する。

  8. Agent CollectorサービスまたはRM Collectorサービスのプロパティ画面で,「ITSLM Connection Configuration/MANAGE ITSLM CONNECTION」ノードを選択する。

  9. インフォメーションフレームの下部に表示された「DISCONNECT ITSLM CONNECTION」で連携停止する対象のJP1/SLMホスト名を選択する。

  10. [完了]または[適用]ボタンをクリックする。

    事前に起動しているPFM - AgentおよびPFM - RMでは,設定済みの監視項目・接続情報およびJP1/SLMへ送信するためにキャッシュしていたパフォーマンスデータは破棄されます。

●各PFM - AgentおよびPFM - RMで接続停止する手順
  1. 接続停止する対象のPFM - AgentまたはPFM - RMを停止する。

    対象のPFM - AgentまたはPFM - RMを停止していない場合は接続停止ができません。

  2. 対象のPFM - AgentまたはPFM - RMの接続情報管理ファイル(jpcitslm.ini)を削除する。

    PFM - AgentまたはPFM - RMを停止しているため,接続停止の情報は次回起動時に反映されます。

PFM - AgentまたはPFM - RMの接続情報管理ファイルの詳細については,各PFM - AgentまたはPFM - RMのマニュアルを参照してください。