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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


12.5.5 JP1/IM2から監視する

JP1/IM2連携機能を有効に設定している場合,JP1/IM2の統合オペレーション・ビューアーに表示するPerformance Managementに関する構成情報は,PFM - Web Consoleが持つ構成情報と同期して更新されます。構成情報は次の契機で同期が行われます。

エージェントの削除などにより,実際には存在しないエージェントがPFM - Web Console上に表示されている状態で構成情報の同期を行うと,JP1/IM2の統合オペレーション・ビューアー上にもそのエージェントが表示されます。削除したエージェントをJP1/IM2の統合オペレーション・ビューアー上に表示したくない場合は,構成情報の同期が行われる操作を行う前に,マネージャーホストでjpctool service syncコマンドを実行してください。

また,次の操作を行ったときは,JP1/IM2の機能で構成情報を同期してください。構成情報を同期する方法については,JP1/IM2のマニュアルを参照してください。

JP1/IM2の操作,ユースケースについては,JP1/IM2のマニュアルを参照してください。

注意
  • プロダクト名表示機能の有効/無効の設定を変更した場合,すでにJP1/IM2の統合オペレーション・ビューアー上に表示されている表示名は,古い表示名のままとなります。プロダクト表示機能の設定変更後の表示名で表示したい場合は,JP1/IM2側で構成情報の同期を実施してください。

  • 監視一時停止中に次の操作を行った場合,JP1/IM2の統合オペレーション・ビューアー上に表示されているステータスと実際のステータスが不一致になることがあります。不一致になったときの対処方法については,JP1/IM2のマニュアルを参照してください。

    ・エージェントのサービスの停止

    ・アラームテーブルのアンバインド

    ・エージェントがバインドしているアラーム定義の更新

    jpctool config syncコマンドまたはjpctool config alarmsyncコマンドの実行

    ・アラーム情報の反映

  • PFM - Managerを監視二重化の構成で運用している場合,JP1/IM2のIM管理ノード情報取得APIを実行すると,1つのエージェントにつき,プライマリーが管理するエージェントとセカンダリーが管理するエージェントの2つのIM管理ノード情報オブジェクトが返却されます。また,JP1/IM2の統合オペレーション・ビューアーの画面では,1つのエージェントとして表示されます。