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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


12.1.2 セントラルスコープによる監視

システムをグループ化し,ツリー状またはマップ状の画面で監視できます。

監視エージェントの稼働状態を示すアイコンを[監視ツリー]画面に表示させ,アイコンの色で状態を確認できます。JP1/IMでは,アイコンを使って監視できる監視対象のことを,「監視オブジェクト」と呼びます。

ヒント

監視エージェントの稼働状態を示すアイコンは,シングルインスタンスエージェントの場合「エージェント名監視(PFM)」,マルチインスタンスエージェントの場合「エージェント名_インスタンス名監視(PFM)」のように表示されます。例えば,シングルインスタンスエージェントであるPFM - Agent for Platform(Windows)の場合,「Windows監視(PFM)」と表示されます。また,マルチインスタンスエージェントであるPFM - Agent for Oracleで,インスタンス名が「InstA」の場合,「Oracle_InstA監視(PFM)」と表示されます。

Performance ManagementでJP1イベントが発行されると,PFM - AgentまたはPFM - RMに対応したアイコンが異常を表す色に変わります。これによって,どのエージェントで問題が起きているのかがわかりやすくなります。

注意

JP1/IMのセントラルスコープによって監視ツリーの自動生成を実施するには,ツリーに追加したいPFM - AgentホストまたはPFM - RMホストにJP1/Baseが必要です。

詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」,およびマニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」を参照してください。