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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


8.3.2 監視一時停止の設定情報の自動同期オプション(監視二重化の場合)

監視一時停止の設定情報の自動同期オプションは,初回インストール時は無効に設定されています。有効にするには,プライマリーおよびセカンダリーのPFM - Managerの起動情報ファイル(jpccomm.ini)の[Common Section]セクションで,Auto Sync for Suspend Settingの値を1に変更します。

jpccomm.iniファイルの変更方法については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の付録の,起動情報ファイル(jpccomm.ini)について説明している個所を参照してください。

なお,自動同期するにはプライマリーおよびセカンダリーのPFM - Managerで次の条件を満たす必要があります。

条件を満たしていないなどの理由で自動同期に失敗した場合は,プライマリーのPFM - Managerの共通メッセージログに,KAVE00517-Wメッセージが出力されます。その場合,定義情報を二重化してください。詳細については,「11.5 定義情報の二重化」を参照してください。

重要

監視二重化の環境では,設定情報がプライマリーとセカンダリーで同一ではない間は,監視一時停止機能が正しく動作しません。