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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


6.2.1 アラームを設定・運用する方法

アラームは,PFM - Web Consoleの[アラーム階層]画面またはコマンドを使用して設定・運用します。

アラームの設定には,次に示す方法があります。

上記のどれかで定義したアラームテーブルを,監視エージェントに関連づけて(バインドして)運用します。

メモ
  • jpctool alarmコマンドを使用して,アラーム定義ファイルを作成すると,最大250個までのアラームを一度に定義できます。大規模システムで複数のサーバに一括してアラームを設定するときなどに使用します。

  • アラームの設定後,[アラーム反映状況の確認]画面またはjpctool alarm unappliedコマンドを使って,アラームの反映状態をサービスごとに確認できます。

  • アラームテーブルはツリー形式で表示されます。これをアラームツリーと呼びます。アラームツリーの表示形式は次の2つから選択できます。

    ・分離表示する:ユーザー作成のアラームテーブルを「User Alarms」の下に,監視テンプレートを「Template Alarms」の下に,それぞれ別のツリーとして表示する形式です。

    ・分離表示しない:ユーザー作成のアラームテーブルと監視テンプレートをまとめて,同じルート「Alarms」の下に,1つのツリーとして表示する形式です。

    アラームツリーを分離表示するかどうかを切り替えたい場合,初期設定ファイル(config.xml)のdisplayAlarmTablesSeparatelyを変更してください。初期設定ファイル(config.xml)の設定方法については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,定義ファイルについて説明している章を参照してください。

アラームテーブルをバインドする方法には,次に示すものがあります。

メモ

自動バインドを使用する場合,あらかじめアラームテーブル複数バインド機能を有効に設定しておく必要があります。