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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


5.7.3 レポートの表示条件を設定する

レポートの表示条件を設定する方法には,次に示す2種類があります。

なお,レポートの表示条件は,表示レポート編集機能でも設定できます。表示レポート編集機能については,「5.3.10 レポートを編集する」を参照してください。

注意

ブックマーク階層から[表示時に指定]が有効な登録レポートを実行した場合,ブックマークに登録した時の表示設定で一度データを取得します。ShowOptions画面で[キャンセル]ボタンをクリックした場合は,上記で取得したデータが表示されます。

〈この項の構成〉

(1) レポートの表示時に表示条件を設定する

レポートの表示時に表示条件を設定する手順を次に示します。

  1. 表示条件を設定するレポートの画面を表示する。

    [レポート]画面の[レポートの表示設定]タブが初期表示されます。

    [レポート]画面を表示する手順については,「5.7.1 レポートを表示する」を参照してください。

  2. 表示条件を設定する。

  3. [OK]ボタンをクリックする。

    手順2の表示条件が反映された[レポート]画面が表示されます。

(a) データの収集間隔・取得間隔を設定するとき

PFM - Web Consoleの画面でのレポートの定義

[新規レポート > 表示設定]画面の[表示時に指定]を選択します。

コマンド入力でのレポートの定義

indication-settingsパラメーターのspecify-when-displayed属性にTRUEを指定します。または,indication-settingsパラメーターの子要素date-rangeを省略します。

(b) データのフィルター条件を設定するとき

PFM - Web Consoleの画面でのレポートの定義

[新規レポート > フィルター]画面の[表示時に指定]を選択します。

コマンド入力でのレポートの定義

record - condition-expression - expressionパラメーターのSpecify-when-displayed属性にTRUEを指定します。

「-」は,レポート定義時の階層を示します。record - condition-expressionは,recordパラメーターの子要素にcondition-expressionを指定するという意味です。

(c) データの収集間隔・取得間隔およびフィルター条件を設定するとき

PFM - Web Consoleの画面でのレポートの定義

[新規レポート > 表示設定]画面の[表示時に指定]を選択します。

また,[新規レポート > フィルター]画面の[表示時に指定]を選択します。

コマンド入力でのレポートの定義

indication-settingsパラメーターのspecify-when-displayed属性にTRUEを指定します。または,indication-settingsパラメーターの子要素date-rangeを省略します。

また,record - condition-expression - expressionパラメーターのSpecify-when-displayed属性にTRUEを指定します。

「-」は,レポート定義時の階層を示します。record - condition-expressionは,recordパラメーターの子要素にcondition-expressionを指定するという意味です。

(2) レポートの表示中に表示条件を設定する

レポートを表示するたびに表示条件を変更したい場合に利用します。

  1. 表示条件を設定するレポートの画面を表示する。

    [レポート]画面を表示する手順については,「5.7.1 レポートを表示する」を参照してください。

  2. [レポート]画面の[レポートの表示設定]タブをクリックする。

  3. [レポートの表示設定]タブで表示条件を設定する。

  4. [OK]ボタンをクリックする。

    手順3の表示条件が反映された[レポート]画面が表示されます。