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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


3.4.2 アラームの状態を確認する

各エージェントにバインドされたアラームテーブルに定義されているアラームの状態を確認できます。アラームにレポートが関連づけられている場合は,レポートも表示できます。

注意

エージェントにアラームテーブルをバインドしていない場合,アラームの状態は表示できません。エージェントにアラームテーブルをバインドする手順については,「6.6.1 監視エージェントとアラームテーブルの関連づけを変更する」を参照してください。

  1. 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。

  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[エージェント階層]タブを選択する。

  3. [エージェント階層]画面でナビゲーションフレームの[表示形式]プルダウンメニューから,エージェント階層の表示形式を選択する。

    • 「User Agents」選択時

      「User Agents(ログインユーザー名)」がエージェント階層のルートに表示されます。

    • 「Products」選択時

      「Products」がエージェント階層のルートに表示されます。

  4. ナビゲーションフレームのエージェント階層で,アラームの状態を確認したいエージェントを選択する。

    選択したエージェントにチェックマークが表示されます。

  5. メソッドフレームで,[アラームの状態の表示]メソッドを選択する。

    [アラームの状態の表示]画面が表示されます。

    手順4で選択したエージェントにバインドされたアラームテーブルに定義されているアラームの一覧が表示されます。

    アラームの状態は,アラームアイコンの表示色で確認できます。

    アラームテーブルのステータス表示用のアイコン

    アラームテーブル名の左側に,アラームテーブルが持つアラームの中でステータスの重要度が最も高い状態のアイコンが表示されます。

    アイコンの色が示すアラームテーブルの状態を次に示します。

    • [図データ]:アラームテーブルが展開(定義内容が表示されている)状態であることを示します。

    • [図データ]:アラームテーブルが閉じている(定義内容が表示されていない)状態であることを示します。

    • [図データ](緑色):正常状態であることを示します。

    • [図データ](黄色):警告状態であることを示します。

    • [図データ](赤色):異常状態であることを示します。

    • [図データ]:監視一時停止中であることを示します。

    アラームアイコン

    アラーム名の左側にアラームアイコンが表示され,アイコンの色によってアラームのステータスが確認できます。

    アイコンの色が示すアラームの状態を次に示します。

    • [図データ](灰色):インアクティブ状態であることを示します。

    • [図データ](緑色):正常状態であることを示します。

    • [図データ](黄色):警告状態であることを示します。

    • [図データ](赤色):異常状態であることを示します。

    • [図データ]:アラームの状態に関わらず常に表示されます。

    • [図データ]:監視一時停止中であることを示します。

      注※ アラームの定義で「常にアラーム通知する」選択時だけ表示されます。

    参考

    アラームアイコンの色は,[アラーム階層]画面で設定したしきい値と条件式によって変化します。しきい値と条件式の設定については,「6.4 Webブラウザ(アラーム階層)でのアラームの設定」または「6.7 コマンドでのアラームの設定」を参照してください。

    アラームにレポートを関連づけている場合は,アラームアイコンの左側にレポートアイコン([図データ]など)が表示されます。レポートアイコンをクリックすると,関連するレポートが表示されます。

    アラームにレポートを関連づける手順については,「5.7.1 (2) アラームに関連づけられているレポートを表示する」を参照してください。

    また,ヘルスチェックの状態を示すメッセージが表示されます。

    ヘルスチェックの状態の詳細については,「16.2.2 稼働状態の確認方法」を参照してください。