1.8.7 サービスの自動停止を行わない運用でのシステムの起動・停止時のメッセージ出力について(CentOS 7以降,Linux 7以降,Oracle Linux 7以降,またはSUSE Linux 12以降の場合だけ)
(1) 監視マネージャーおよび監視エージェントのサービス
CentOS 7以降,Linux 7以降,Oracle Linux 7以降,またはSUSE Linux 12以降の環境の場合,Performance Managementのサービスの自動起動および自動停止を設定しているかどうかにかかわらず,システムの起動・停止時にはsyslogに次のメッセージが出力されることがあります。
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起動時
systemd: Started PFM Service.
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停止時
systemd: Stopped PFM Service.
サービスの自動起動を単独で設定する運用の場合は,上記のメッセージの出力を抑止できません。
サービスの自動起動および自動停止を行わない運用の場合は,次のコマンドを実行すると,上記のメッセージの出力を抑止できます。
systemctl --system disable jp1_pc
なお,上記メッセージの出力を抑止したあとで,Performance Managementのサービスの自動起動および自動停止を行う運用に変更する場合は,サービスの自動起動および自動停止の設定と合わせて,次のコマンドを実行してください。サービスの自動起動および自動停止の設定とコマンドの実行順序はどちらを先に実施しても問題ありません。
systemctl --system enable jp1_pc
(2) 監視コンソールサーバのサービス
CentOS 7以降,Linux 7以降,Oracle Linux 7以降,またはSUSE Linux 12以降の環境の場合,PFM - Web Consoleのサービスの自動起動および自動停止を設定しているかどうかにかかわらず,システムの起動・停止時にはsyslogに次のメッセージが出力されることがあります。
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起動時
systemd: Started PFM WebConsole Service.
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停止時
systemd: Stopped PFM WebConsole Service.
サービスの自動起動および自動停止を行わない運用の場合は,次のコマンドを実行すると,上記のメッセージの出力を抑止できます。
systemctl --system disable jp1_webcon
なお,上記メッセージの出力を抑止したあとで,PFM - Web Consoleのサービスの自動起動および自動停止を行う運用に変更する場合は,サービスの自動起動および自動停止の設定を行う前に,次のコマンドを実行してください。
systemctl --system enable jp1_webcon