付録A.2 PFM - Web Consoleの表示
- 〈この項の構成〉
(1) PFM - Web Consoleで表示できる[レポート]画面の数
内容 |
推奨数 |
---|---|
1つのPFM - Web Consoleで表示できる[レポート]画面 |
4 |
1つのPFM - AgentまたはPFM - RMの情報を複数のPFM - Web Consoleで表示できる[レポート]画面 |
10 |
(2) レポートに表示できる最大データ数
リアルタイムレポートでは,データを30回分まで表示します。変更する場合は,初期設定ファイル(config.xml)のmaxRealtimeCacheを変更してください。
(3) 表示するリアルタイムレポートの数
PFM - AgentまたはPFM - RMで複数インスタンスレコードを収集する場合,1回の収集で扱うことができるインスタンス数は32,767個までです。
(4) 表示するレポートのフィールド数
レポート内のフィールド数は制限していませんが,フィールド数が多い場合,グラフや凡例が一部またはすべて見えなくなることがあります。表示するフィールド数は20個程度を推奨します。
(5) タイリング表示で表示できるレポートのグラフ数
タイリング表示で表示できるレポートのグラフの最大数は,デフォルトで50です。タイリング表示を実行した場合にサーバへの負荷が高いときは,対象のブックマークを複数に分割して,グラフの表示数を減らしてください。
タイリング表示で表示できるレポートのグラフの最大数を変更したい場合は,初期設定ファイル(config.xml)のmaxTileReportsの値を変更してください。
(6) 同時にログインできるユーザーアカウント数
内容 |
認証モード |
最大数 |
|
---|---|---|---|
1つのPFM - Web Consoleに同時にログインできるセッション数 |
PFM - Web Consoleへのログイン時(JP1/IM2の統合オペレーション・ビューアーからのPFM - Web Consoleの画面表示(シングル・サインオン)以外) |
PFM認証モード |
5 |
JP1認証モード |
|||
JP1/IM2の統合オペレーション・ビューアーからのPFM - Web Consoleの画面表示時(シングル・サインオン) |
PFM認証モード |
− |
|
JP1認証モード |
64※1※2※3 |
- (凡例)
-
−:該当しない
- 注※1
-
JP1/IM2の統合オペレーション・ビューアーからのPFM - Web Consoleの画面表示(シングル・サインオン)と,それ以外からのPFM - Web Consoleへのログインを併用する場合,同時にログインできるユーザーアカウント数の最大数は,双方を合わせて「64」です。
- 注※2
-
PFM - Web Consoleは,ログインするユーザー数およびシステムが管理するエージェント数に応じてメモリーを使用します。そのため,メモリー量の見積もりを実施する必要があります。メモリー量の見積もり方法については,「付録C.7 運用に応じたメモリー量の見積もり方法」を参照してください。
システムで管理できるエージェント数の目安を,次のモデルケースで示します。
- ■モデルケース1
-
<運用ケース>
-
PFM - Web Consoleのメモリー量:1,536メガバイト※
-
同時にログインするユーザー数:64
-
表示するレポート:1,440レコード(デフォルト値),10フィールドの履歴レポート
-
業務グループ数:100
注※ PFM - Web Consoleのデフォルトのメモリー量に,JP1/IM2との連携時に拡張が必要なPFM - Web Consoleのメモリー量(512メガバイト)を加算した値です。
<システムで管理できるエージェント数の目安>
-
レポートキャッシュファイル化機能が有効な場合
150エージェント
-
レポートキャッシュファイル化機能が無効な場合
90エージェント
-
- ■モデルケース2
-
<運用ケース>
-
PFM - Web Consoleのメモリー量:8,192メガバイト
-
同時にログインするユーザー数:64
-
表示するレポート:1,440レコード(デフォルト値),10フィールドの履歴レポート
-
業務グループ数:100
<システムで管理できるエージェント数の目安>
-
レポートキャッシュファイル化機能が有効な場合
1,190エージェント
-
レポートキャッシュファイル化機能が無効な場合
1,130エージェント
-
- 注※3
-
複数のセッションで,PFM - Web Consoleの画面での操作またはエージェント階層やレポート画面の自動更新が,同時に行われた場合,応答に時間が掛かる場合があります。
エージェント階層の自動更新については,初期設定ファイル(config.xml)のdefaultAutoRefreshパラメーターで,PFM - Web Consoleにログイン後の初期値を「無効」に設定できます。