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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


4.3.7 監視ホスト名変更の際に必要に応じて実施するPFM - Agent固有の手順

ここでは,次の操作の際に必要なPFM - Agent固有の手順について,製品ごとに説明します。

具体的に,どのような場合にこの手順が必要になるかについては,「4.3.4 PFM - Managerの監視ホスト名の変更手順」または「4.3.5 PFM - AgentまたはPFM - RMの監視ホスト名の変更手順」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) PFM - Agent for Cosminexusの場合

作成済みのすべてのインスタンス環境で定義ファイルを編集します。

(2) PFM - Agent for Dominoの場合

注意

次の手順は,PFM - Agent for Dominoのヘルスチェック機能を使用している場合だけ実行してください。

作成済みのすべてのインスタンス環境で定義ファイルを編集します。

(3) PFM - Agent for Enterprise Applicationsの場合

作成済みのすべてのインスタンス環境に対して,jpcconf inst setupコマンドを実行します。例えば,PFM - Agent for Enterprise Applicationsに「o246bciSD500」という名称のインスタンス環境がある場合,次のように指定してコマンドを実行します。

jpcconf inst setup -key agtm -inst o246bciSD500

ここでは,対話形式の実行例を示していますが,jpcconf inst setupコマンドは非対話形式でも実行できます。

jpcconf inst setupコマンドの実行時に「ASHOST」に新しいホスト名を指定し,その他の項目には値を指定する必要はありません。値を指定しない項目は,既存の設定を引き継ぎます。

(4) PFM - Agent for Microsoft SQL Serverの場合

作成済みのすべてのインスタンス環境に対して,jpcconf inst setupコマンドを実行します。例えば,PFM - Agent for Microsoft SQL Serverに「default」という名称のインスタンス環境がある場合,次のように指定してコマンドを実行します。

jpcconf inst setup -key agtq -inst default

ここでは,対話形式の実行例を示していますが,jpcconf inst setupコマンドは非対話形式でも実行できます。

jpcconf inst setupコマンドの実行時に「SQL_HOST」に新しいホスト名を指定し,その他の項目には値を指定する必要はありません。値を指定しない項目は,既存の設定を引き継ぎます。