4.4.1 共通メッセージログのファイルサイズの設定手順
共通メッセージログは,PFM - Manager,PFM - Base,PFM - Agent,およびPFM - RMで出力されます。デフォルトでは,共通メッセージログのログファイルとして,8,192キロバイトのファイルが2ファイル使用されます。共通メッセージログのファイルサイズを変更したい場合に必要な設定です。
ファイルサイズを変更したい場合は,jpccomm.iniファイルの内容を直接編集します。jpccomm.iniファイルは,次の場所に格納されています。
- 物理ホストの場合
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- Windowsの場合
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インストール先フォルダ
- 論理ホストの場合
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- Windowsの場合
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環境ディレクトリ\jp1pc\
jpccomm.iniファイルで編集するラベル名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。
設定項目 |
ラベル名 |
設定できる値 |
デフォルト値 |
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共通メッセージログを格納するファイルのサイズ (キロバイト) |
Common Msglog Size |
4〜32,768 |
8,192※ |
- 注※
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新規インストールの場合は8,192となります。バージョンアップインストールの場合はバージョンアップ前に設定した値となります。
手順を次に示します。
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Performance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。
Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,すべて停止してください。
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テキストエディターなどで,jpccomm.iniファイルを開く。
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共通メッセージログのファイルサイズを変更する。
次に示す網掛け部分を修正してください。
注意
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行頭および「=」の前後には空白文字を入力しないでください。
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jpccomm.iniファイルには,共通メッセージログのファイルサイズ以外にも,定義情報が記述されています。[Common Section]セクションのCommon Msglog Size以外の値は変更しないようにしてください。必要な項目以外の値を変更すると,Performance Managementが正常に動作しなくなることがあります。
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jpccomm.iniファイルを保存して閉じる。
- 注意
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共通メッセージログファイルの設定は,同一ホスト上のPerformance Managementプログラムで共通にしてください。