Hitachi

JP1 Version 12 パフォーマンス管理 基本ガイド


付録A ファイアウォールの通過方向

ファイアウォール環境の場合,ポート番号を固定した上でファイアウォールの通過を許可する設定が必要です。このマニュアルで紹介したシステム構成では,監視コンソールと監視コンソールサーバ間,および監視マネージャーと監視エージェント間にファイアウォールがある場合に設定します。

メモ

システム構成が異なる場合は,ほかにも設定が必要です。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の「ファイアウォールの通過方向」の説明を参照してください。

次の表に示す方向でポート番号を設定し,ファイアウォールを通過させるようにしてください。

監視コンソールと監視コンソールサーバ間にファイアウォールがある場合

サービス名

監視コンソール

通過方向

監視コンソールサーバ

Web Service

Any

httpsd.confファイルで固定したポート番号(デフォルトは「20358」)

監視マネージャーと監視エージェント間にファイアウォールがある場合

監視マネージャーから監視エージェントへの通信では,次の方向で設定してください。

サービス名

監視マネージャー

通過方向

監視エージェント

Action Handler

Any

jpcconf port defineコマンドで固定したポート番号

Agent Collector

Agent Store

Status Server

監視エージェントから監視マネージャーへの通信では,次の方向で設定してください。

サービス名

監視マネージャー

通過方向

監視エージェント

Action Handler

jpcconf port defineコマンドで固定したポート番号

Any

Agent Collector(ヘルスチェックエージェント)

Agent Store(ヘルスチェックエージェント)

Correlator

Master Manager

Master Store

Name Server

Status Server

Trap Generator

View Server

関連項目