付録A ファイアウォールの通過方向
ファイアウォール環境の場合,ポート番号を固定した上でファイアウォールの通過を許可する設定が必要です。このマニュアルで紹介したシステム構成では,監視コンソールと監視コンソールサーバ間,および監視マネージャーと監視エージェント間にファイアウォールがある場合に設定します。
- メモ
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システム構成が異なる場合は,ほかにも設定が必要です。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の「ファイアウォールの通過方向」の説明を参照してください。
次の表に示す方向でポート番号を設定し,ファイアウォールを通過させるようにしてください。
監視コンソールと監視コンソールサーバ間にファイアウォールがある場合
サービス名 |
監視コンソール |
通過方向 |
監視コンソールサーバ |
---|---|---|---|
Web Service |
Any |
→ |
httpsd.confファイルで固定したポート番号(デフォルトは「20358」) |
監視マネージャーと監視エージェント間にファイアウォールがある場合
監視マネージャーから監視エージェントへの通信では,次の方向で設定してください。
サービス名 |
監視マネージャー |
通過方向 |
監視エージェント |
---|---|---|---|
Action Handler |
Any |
→ |
jpcconf port defineコマンドで固定したポート番号 |
Agent Collector |
|||
Agent Store |
|||
Status Server |
監視エージェントから監視マネージャーへの通信では,次の方向で設定してください。
サービス名 |
監視マネージャー |
通過方向 |
監視エージェント |
---|---|---|---|
Action Handler |
jpcconf port defineコマンドで固定したポート番号 |
← |
Any |
Agent Collector(ヘルスチェックエージェント) |
|||
Agent Store(ヘルスチェックエージェント) |
|||
Correlator |
|||
Master Manager |
|||
Master Store |
|||
Name Server |
|||
Status Server |
|||
Trap Generator |
|||
View Server |
関連項目
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マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」,および各エージェントプログラムのマニュアルの,「ファイアウォールの通過方向」のトピック