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JP1 Version 12 パフォーマンス管理 基本ガイド


1.6.6 監視コンソールに監視エージェントを表示する(Linuxの場合)

監視コンソール上のエージェント階層で,任意のフォルダを作成して監視エージェントを配置します。稼働監視したい単位でフォルダを作成すれば,フォルダごとに監視エージェントを絞り込んで表示でき,日々の監視業務がスムーズになります。例えば,部署ごとにフォルダを作成すれば,監視エージェントが対応する部署やサーバが一目でわかるようになります。

操作手順

  1. 監視コンソールからPerformance Managementにログインする。

  2. メイン画面で[エージェント階層]タブが選択されていることを確認する。

    ほかのタブが選択されている場合は,[エージェント階層]タブを選択してください。

    [図データ]

  3. 表示形式が[User Agents]であることを確認する。

    メモ

    ログイン直後の表示形式は[User Agents]です。表示形式を[Products]に切り替えると,エージェントプログラムの種類ごとに監視エージェントが表示されます。

  4. [エージェント階層]画面で[エージェント階層の編集]を選択する。

  5. 「User Agents(ログインユーザー名)」を選択し,[新規フォルダ]ボタンをクリックする。

  6. [新しいフォルダ名]に任意のフォルダ名を設定し,[OK]ボタンをクリックする。

    「User Agents(ログインユーザー名)」の下に,作成したフォルダが表示されます。

  7. 手順4〜手順6を繰り返し,必要なフォルダを作成する。

  8. エージェントを追加したい部署のフォルダを選択する。

    [図データ]

  9. [新規エージェント]ボタンをクリックする。

  10. [UNIX]フォルダの[図データ]マークをクリックしてフォルダを展開し,[監視ホスト名< UNIX >]エージェントを選択する。

    [図データ]

    メモ

    [エージェント階層の編集 > 新規エージェント]画面には,PFM - Managerに接続されているPFM - Agentが表示されます。[UNIX]フォルダに表示されているのは,PFM - Agent Option for Platform(UNIX)の監視エージェントの一覧です。監視エージェントは,[監視ホスト名< UNIX >]という形式で表示されます。

  11. [OK]ボタンをクリックする。

    作成したフォルダに,監視エージェントが追加されたことを確認できます。

    メモ

    監視ホスト名< UNIX >]の右側に表示されている数値はデータモデルのバージョンを示します。データモデルについては,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の「データモデルのバージョン互換」の説明を参照してください。

次の作業

これで,Performance Managementを使った稼働監視システムの構築が完了しました。構築したシステムを利用して運用を開始します。

関連項目