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JP1 Version 12 JP1/Service Support 操作ガイド


4.2.2 メイン画面(案件一覧)のメニュー

メイン画面(案件一覧)のメニューは,次のメニュー項目,ページめくりアンカーおよび簡易検索エリアから構成されます。

注※

[一括操作]メニューは,案件の一括操作が有効な場合に表示されます。

メイン画面(案件一覧)のメニュー項目,ページめくりアンカーおよび簡易検索エリアについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) [新規作成]メニュー

[新規作成]メニューに表示される項目を,次の表に示します。

表4‒1 [新規作成]メニューに表示される項目

項目

説明

プロセスワークボードの作成

[プロセスワークボード作成]画面が表示され,プロセスワークボードを作成できる。

案件の作成

[案件作成]画面が表示され,案件を作成できる。

内容を引き継いで案件作成

[登録先プロセスワークボード選択]画面が表示される。プロセスを選択して[OK]ボタンをクリックすると,案件一覧で選択した案件の案件情報を引き継いだ状態の[案件作成]画面が表示され,[登録先プロセスワークボード選択]画面で選択したプロセスに案件を作成できる。

注※

メイン画面(案件一覧)の案件一覧で案件を選択しないと,この項目は選択できません。

(2) [アクション]メニュー

[アクション]メニューに表示される項目を,次の表に示します。

表4‒2 [アクション]メニューに表示される項目

項目

説明

案件の編集※1,※2

[案件編集]画面が表示され,選択した案件を編集できる。

編集の取り消し※1,※2

案件の編集状態を解除する。

例えば,[案件編集]画面を,[閉じる]メニューからではなく,WWWブラウザーの[×]ボタンから閉じた場合,その案件が編集状態のままとなることがある。

この場合,[編集の取り消し]メニューを選択して編集状態を解除する。編集状態が解除されると,編集状態アイコンが編集中アイコンから案件アイコンに変わる。

なお,[編集の取り消し]は,案件を編集状態にしたユーザー,プロセスワークボード管理ロールに所属しているユーザー,およびプロセスワークボード管理者だけが行える。

案件の引き戻し※1,※2

ステータスを遷移させた案件に対してアクセス権がなくても,案件のステータスと担当者を遷移前の状態に戻すことができる。

エスカレーション※1,※2

[エスカレーション先指定]画面が表示され,選択した案件をエスカレーションできる。

履歴の表示※1

[履歴の表示]画面が表示され,選択した案件の履歴を確認できる。

進捗の表示※1

[進捗表示]画面が表示され,選択した案件の進捗を確認できる。

作業状況の表示※1

[作業状況の表示]画面が表示され,選択した案件の作業状況を確認できる。

案件の参照※1

[案件参照]画面が表示され,選択した案件の詳細情報を確認できる。

印刷画面を表示※1

案件印刷画面が表示され,案件を印刷できる。

案件の検索

メイン画面(案件一覧)のプロセスワークボード一覧から,最上位の「プロセスワークボード」を選択した場合は,[案件共通項目検索条件指定]画面が表示され,プロセスワークボードを選択した場合は,[案件検索条件指定]画面が表示される。

関連案件状態の表示※1

[関連案件状態]画面が表示され,選択した案件の関連案件を確認できる。

案件の削除※1,※2

案件を削除できる。

プロセスワークボードの参照※3

[プロセスワークボード参照]画面が表示され,プロセスワークボードの詳細情報を確認できる。

プロセスワークボードの編集※3

[プロセスワークボード編集]画面が表示され,プロセスワークボードの詳細情報を編集できる。

ステータスの管理

[ステータス管理]画面が表示され,ステータスをカスタマイズできる。

アクセス権の編集※3

[アクセス権編集]画面が表示され,アクセス権を編集できる。

プロセスワークボードの削除

プロセスワークボードの状態が削除待ちとなる。なお,この操作は,状態が「停止中」のプロセスにだけ行える。

プロセスワークボードの削除取り消し

削除待ち状態のプロセスワークボードを,削除待ちとなる前の状態に復元できる。なお,この操作は,状態が「削除待ち」のプロセスにだけ行える。

注※1

メイン画面(案件一覧)の案件一覧で案件を選択しないと,この項目は選択できません。

注※2

保存案件を選択しても,この項目は選択できません。

注※3

メイン画面(案件一覧)のプロセスワークボード一覧でプロセスワークボードを選択しないと,この項目は選択できません。

(3) [一括操作]メニュー

[一括操作]メニューに表示される項目を,次の表に示します。なお,[一括操作]メニューは,案件の一括操作を使用している場合に表示されます。案件の一括操作については,マニュアル「JP1/Service Support 構築・運用ガイド」を参照してください。

表4‒3 [一括操作]メニューに表示される項目

項目

説明

承認

メイン画面(案件一覧)の案件一覧で選択した案件を,一括で承認する(案件のステータスを「承認済み」に変更する)。

クローズ

メイン画面(案件一覧)の案件一覧で選択した案件を,一括でクローズする(案件のステータスを「クローズ」に変更する)。

注※

ステータスは,デフォルトの名称です。

(4) [表示]メニュー

[表示]メニューに表示される項目を,次の表に示します。

表4‒4 [表示]メニューに表示される項目

項目

説明

自分が担当者の案件

自分が担当者の案件だけを,メイン画面(案件一覧)の案件一覧に表示する。

処理中の案件

クローズしていない案件だけを,メイン画面(案件一覧)の案件一覧に表示する。

案件管理ウィンドウの移動

案件管理ウィンドウの範囲を移動する。なお,このメニューは,案件管理ウィンドウを使用している場合だけ表示される。

(5) [オプション]メニュー

[オプション]メニューに表示される項目を,次の表に示します。

表4‒5 [オプション]メニューに表示される項目

項目

説明

自分の詳細情報の編集

[ユーザー編集]画面が表示され,ユーザーの詳細情報を編集できる。

自分の詳細情報の参照

[ユーザーの詳細情報]画面が表示され,ユーザーの詳細情報を確認できる。

所属ロールの参照

[ロール一覧]画面が表示され,ユーザーが所属しているロールを一覧で確認できる。

ユーザーの管理

[ユーザー管理]画面が表示され,ユーザーの作成,編集,削除などができる。

ロールの管理

[ロール管理]画面が表示され,ロールの作成,編集,削除などができる。

対象システムの管理

[対象システム管理]画面が表示され,対象システムの作成,編集,削除などができる。

案件フォームの管理

[案件フォームの管理]画面が表示され,案件フォームの詳細情報の参照,削除などができる。

プロセス表示名編集

[プロセス表示名編集]画面が表示され,プロセスの表示名を編集できる。

関連リンク

関連リンクプロパティファイルで設定されたURLを確認できる。関連リンクプロパティファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Service Support 構築・運用ガイド」を参照のこと。

(6) ページめくりアンカー

メイン画面(案件一覧)の案件一覧では,案件を1ページにつき50件表示できます。例えば,「1-50/100」と表示されていた場合,登録されている案件100件のうち1〜50件が表示されていることになります。なお,登録されている案件が10,001件以上になると,表示は「1-50/10000+」の形で表示されます。

デフォルトでは,登録日時の降順から表示します。案件が51件以上ある場合,ページをめくることで51件目以降の案件を表示できます。ページをめくるには,ページめくりアンカーを使用します。ページめくりアンカーについて次に説明します。

[図データ]先頭

選択すると,先頭のページが表示されます。

[図データ]:前頁

選択すると,表示されているページの前のページが表示されます。

[図データ]次頁

選択すると,表示されているページの次のページが表示されます。

[図データ]最終

選択すると,最後のページが表示されます。

(7) 簡易検索エリア

検索条件を入力し,[検索]ボタンをクリックすることで簡易検索を行います。簡易検索エリアは,次の項目から構成されます。

図4‒4 簡易検索エリア

[図データ]

簡易検索用テキストボックス

検索条件を入力するテキストボックスです。デフォルトでは,同時に最大三つの検索条件をスペースで区切って指定できます。同時に指定できる検索条件の数は,最大五つまで変更できます。

[検索]ボタン

簡易検索用テキストボックスに検索条件を入力し,[検索]ボタンをクリックすると,[案件検索結果一覧]画面が表示され,検索条件に当てはまる案件が一覧表示されます。